【ヒメツルソバ・姫蔓蕎麦】タデ科
やっと出会えました!
ヒメツルソバの紅葉に!
「可愛いお姫さま」のタイトルで紹介した、近所のヒメツルソバ、紅葉してくれないかなと楽しみにしていたのですが、地上部は枯れてしまい、処分されてしまいました。
ヒメツルソバの紅葉を見たことがない訳じゃないのですよ。毎年出会っております。
goro's 花 Diary でも、「赤くなったお姫さま」、紹介しております。
ただね、一枝とか数本とか、部分的に紅葉しているだけで、一面真っ赤というものには、出会ったことがなかったのです。
今年こそ、満足出来るような紅葉に出会えないかと、気にしてはいたのですが、なんだか帯に短しでね・・・ イマイチそそらないというか・・・
実を言うとね、今回出会ったものも、一面というような、そんな代物ではありません。
畳1枚くらいの面積ですから。
ちっぽけな、道路脇の植栽です。
それでもです、ここまで一面紅葉しているものとの出会いは、初めてのことです。
かなり赤いでしょう?
紅葉した葉っぱが、重なり合っています。
この画像をみると、カンイタドリ・寒虎杖という別名に、納得しちゃいました。
漢字表記は、おじさんが勝手に当ててみました。
カンイタドリの語源は、寒のイタドリ、それしか考えられません。
タデ科同士ですし。
(寒虎杖で検索しても、何もヒットしませんので、おじさんの戯言だと思って、スルーしてくださいね。)
大こそ付きませんが、今年の紅葉には、まあ満足です。
ヒメツルソバは、常緑の多年草ですからね、紅葉したからといって、この後、落葉するわけではありません。
じっと寒さを凌いだあと、暖かくなればもとの緑色に戻っていきます。
あくまで寒さを凌ぐ方便として、糖分を集中させているんだと、そう思います。
常緑植物が持っている、究極の寒さ対策です。
今年は例年になく寒いからな、さもありなん、頑張ってくれ給え・・・
ところがです・・・
紅葉した姫たちのすぐ側、車も通らない2~3メートル幅の道を挟んで、こちらの姫さまたちはいらっしゃったのですけどね。
辛うじて紅葉が見られるかなという程度でしょう?
このくらの紅葉なら、通年見られる現象です。
どう見ても考えても、生育環境に差があるとは思えません。
同じ条件下で、一方は紅葉し、他方は常緑のまま。
この違いは、どこからきているんでしょうか?