昨日、青山霊園で見つけた、赤と青の実を紹介します。
詳細につきましては、花名をクリックしてお確かめください。
【ヒヨドリジョウゴ・鵯上戸】ナス科ナス属
東南アジアから東アジアに分布し、日本全国に自生する蔓性の多年草です。
旺盛に蔓を伸ばすクズやヤブガラシなどとは違って、ややおとなしめです。
「ヒヨドリジョウゴ・鵯上戸」の名前は、ヒヨドリが赤い実を好んで食べることからの命名とされていますが、いや食べない、その証拠に冬空の下、枯れた蔓に赤い実が残っているじゃないかなど、喧しい意見がネット上に飛び交っています。
有毒植物であることは確かですのでね、お含みおきを。
【アオツヅラフジ・青葛藤】ツヅラフジ科アオツヅラフジ属
北海道から沖縄までの日本各地、朝鮮半島、中国南部からフィリピン、太平洋諸島、インドにいたるエリアにまで分布する落葉蔓植物の木本です。
蔓植物だと草本だと思っちゃいますし、見た感じもそう見えますが、雌雄異株の「木」です。
青い実の表面には白い粉がふいています。
6~7㎜の大きさですが、小さなぶどうのようにも見えます。
食べられますが、甘みちょっぴり、苦味そこそこ・・・
2粒ほど食べてみましたが、やっぱり美味しくはありません。
アンモナイトに似ていると称される種子です。
5mmほどありますのでね、食べるのはほとんど皮の部分です。
特にはお薦めいたしません。
【イイギリ・飯桐】イイギリ科イイギリ属
こちらも色付き始めてきました。
もうカラスが狙っている気配がありましたよ。
青空バックの赤い実の画像、今年は撮れますかね。