goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

道柳

2011年05月22日 | 花たち


【ミチヤナギ・道柳】タデ科ミチヤナギ属

当ブログ初登場。

出会った瞬間、ああ、あったあった、昔はよく見ていたって、そう思いましたよ。
大袈裟じゃなく、道端で極普通に見かける植物でしたけどね。

いつ以来の再会ということになるんでしょうか。
ブログを始めてからは初めてで間違いありませんが。

名前に辿り着くまでに少々時間がかかりました。
トウダイグサ科のコニシキソウなどのお仲間だと思っておりましたら、なんとタデ科でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北海道から南西諸島まで日本各地に分布する1年草。
北半球の温帯から亜熱帯に広く分布しているようです。

葉が柳に似て細長く、道端に生育していることから「ミチヤナギ・道柳」と命名されたようですが、「ニワヤナギ・庭柳」との別名もあるそうです。


負けるな川萵苣

2011年05月20日 | 花たち

 


【カワヂシャ・川萵苣】ゴマノハグサ科クワガタソウ属


外来種のオオカワヂシャを紹介したことはありますが、準絶滅危惧種に指定されている在来種のカワヂシャはお初です。
今年やっと出会えました。

日本だと本州の中部以西から九州、南西諸島を経由して東南アジア、遠くインドにまで分布する2年生越年草です。
水田や川岸、田の畦など湿めった場所に生育しています。

オオカワヂシャは大隆盛のようですが、カワヂシャは数を減らせています。
他にもあるはずですが、多摩川では今回出会った個体以外見たことありません。

川辺に生えるチシャ・萵苣(レタスのことです)が名前の由来です。
チシャと名乗っていることからお判りかと思いますが、若菜は食べられるそうですよ。 


オオカワヂシャとの違いは見ればすぐに判ります。
花色も大きさもまったく違いますので。

同じ頃同じく多摩川で出会ったオオカワヂシャの画像を紹介しておきます。


オオカワヂシャ・大川萵苣】 ゴマノハグサ科クワガタソウ属