goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

紅花常盤満作 緑道の花

2007年03月31日 | 07 花たち


近所で見かけるのはチラホラとしか咲いておりませんでしたが、緑道で出会ったものはまだ若木ですが、花盛りでした。(3月18日)

公園や個人宅で植えられていたりしますが、ほとんどが強剪定されているものが多く、こんなにこんもりとした樹影のものに出会うのは、私にとっては珍しいかもです。



【ベニバナトキワマンサク・紅花常盤満作】マンサク科

今年はマンサクの花数回アップしてきましたが、ベニバナトキワマンサクも名前が示す通りマンサク科です。
マンサクはマンサク属、こちらはトキワマンサク属で、常緑の潅木です。

昨年のGWに、小石川植物園で【トキワマンサク】に初めてお目にかかりました。
その紅色の品種だそうですが、トキワマンサクほどの大木にはならないようです。

街で見かけるものは、この紅色のトキワマンサクがほとんどです。
年々増えているようにも思います。

あるサイト情報ですが、トキワマンサクからこの紅色のものを作ったということです。
薄黄色の花色から紅色にまで作ってくるには、かなりの時間と人智が必要だったことでしょうね。

いかにもマンサクのお仲間ですよっていう花びらです。

一言で紅色といっても、薄いピンクから濃いものまで、花色に変化がありますね。

アカバナトキワマンサク・赤花常盤満作という別名もありますよ。


倉庫に眠っていた間に、近所のベニバナトキワマンサクの花たちも、花盛りになっております。


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ところでマンサクの花ですが、いままでマンサクだと称してアップしてきたものは、シナマンサクだったかもしれません。

21日の春分の日に、和田掘公園で出会ったのです。

写真に撮っちゃうと、シナマンサクとの違いはまったくわかりませんが、実際に見ると、花の大きさが違いました。

小さいのです。
目検分では、半分くらいの大きさです。

検索してて出会う記述に、シナマンサクに比べて花の時期が遅いというものもありますし、それを含めて鑑みるに、こちらがマンサクの可能性大です。

まあ、シナマンサクもマンサクで充分なわけですから、特にどうのってことはないんですが、一応お知らせしておきます。

この時期にマンサクの馥郁たる香りに出会えたことは、思いがけないシアワセをいただいたということです。


華やかなり、紅辛夷

2007年03月30日 | 07 花たち

【ベニコブシ・紅辛夷】モクレン科

東海地方にだけ自生するシデコブシですが、ベニコブシはシデコブシの変異したものといわれていますが、こちらはモクレンと交配した園芸種でしょうね。

かなり目立ってました。








花びらの多さには、ビックリです。

レッド、ロゼア、ロイヤルスター、ウォーターリリー、ホワイトスターなど、園芸種はいろいろあるようですが、この子はどなたなんでしょうか?




近所に鉢植えされていたものなんですが、ハナコブシという名札はついていましたが、この子もシデコブシの園芸種でしょうね。

待機中、のんびりと

2007年03月28日 | つぶやき…
春を通り越しちゃったような陽気でしたね。
これでサクラたち、一気に開花しちゃいそうです。
すっかりお花見日和の様相ですが、週末の天気が気になりますね。
いまのところ、予報を見る限りでは、あまり芳しくありませんね。

芳しくない話はおじさんの身にも起きてます。

またまたの話ですが、マイパソコン、Winくん、トラブル中です。
前兆は少し前からあったのですが、昨夜からおかしくなりました。
管理人さんに連絡して、ただいま待機しています。

ということでMac嬢の再登場となりましたが、しばらく触っていなかったので、動作が拙くなってしまいました。

ブログの編集作業もwinくんとMac嬢では違ってきちゃうので、またまたストレスが貯まる日々が続きそうです。

倉庫にストックされてる花たちの画像も、しばらくは扱えない状態になりそうです。
待機中の記事も、Macからはアップできません。

ということで、開き直ってのんびりいきます。

伺えないブログがあるのが、淋しいです。


この「野」は何~だ~~

2007年03月27日 | 野を食す


今回の「野を食す」で挑戦した「野」は、名前を伏せて進行しましょう。
それが何なのなか、みなさんに推理していただきましょうかね。
正体を明かすのは最後にいたします。

ヒントをひとつだけ。
アブラナ科の植物です。



この写真で分かっちゃったかたもいらっしゃるかな?

素材としての扱いは、前回アップした菜の花と、まったく同じで結構なんですよ。
アブラナ科の菜物ですからね。
お浸しでさっぱりいただくか、辛し和え、胡麻和え、ピーナツ和えなど、和え物素材として大活躍します。
胡麻和えにして食べた人は、goro'sのお客さんのなかにもいらっしゃいますが、今回はそっち方面の料理はアップしていません。
 


【おしんこ】

さっと茹でこぼして水にとり、固めに絞って塩水に漬けます。
塩水に漬けるといいましたが、お浸しに濃い塩水を吸わせるといったほうがいいのかな。

こんな風にビニール袋に入れて、空気を抜き、固く縛って冷蔵庫に。
3時間後くらいから食べられますが、一晩おくと、おしんこの完成です。

私の場合、菜物で漬物を作るときはいつもこの方法でやってます。
少しの量のときこそ、この方法がいいですよ。
今回は塩だけですが、鷹の爪、昆布茶などを加えても、味が変わって美味しいですよ。
醤油味にしたり味噌漬けにしたり、そのときの気分次第でバリエーションも広がります。



【混ぜご飯】

普通に炊いたごはんに、塩と炒り卵と胡麻を混ぜてます。
黄色い炒り卵を加え、菜の花ごはんにしちゃったよって、シャレたりしてみたんだけど、これは独り善がりですね。
ブログ用に無理くり作ったメニューです。



【パスタ】

ニンニクを効かせたアンチョビ味です。
胡椒とアンチョビの塩味だけでいただけますが、そのあたりの匙加減はお好みで。
菜の花のパスタ同様、麺と一緒に茹でて、ソースをからめれば出来上がりです。



【ピザ】

この写真で今日の素材が何か、分かっちゃったかな?
花穂の部分、蕾がポキッと折れる部分を摘まんできて、生のままで扱います。
力技でしか折れないところは、使わないでください。これは菜の花も同じです。
ニンニクスライスと焼く前にオリーブオイル垂らし、チーズをのせていざいざオーブンへ。


フキノトウをピザに使って大成功しましたが、今回も大大成功でした。
苦味のある素材(蕾は新芽と較べると、より強い苦味があります)とチーズの相性が、今回も発揮されましたよ。
苦味はちょっと言うかたは、茹でた物を使用するといいでしょうね。


さあ、いよいよ本日使った素材の正体を明かしてみましょうか。



【ムラサキハナナ・紫花菜】アブラナ科

意外だと思われたかた、分かってたよと仰るかた、そうなんです、あのムラキハナナが、今回の素材でした。
ただ今、花盛りですよね。

東京では、菜の花の群生を見ることは難しいと思いますが、ムラサキハナナがたくさん咲いているのは、比較的目にすることができます。
線路の土手などで紫色の固まりが見えたら、きっとそれはムラサキハナですよ。
通勤途中で目にしていませんか?

扱いは菜の花と一緒だと言いましたが、味は少し違います。
質の違う苦味があり、茹でると少々ぬめりが出て、独特な風味は菜の花より上だとの評価もあるようです。

実はこのムラサキハナナ、最初に食したのは2月16日でした。
菜の花よりずっと先だったのです。
何故アップが遅れたかといいますとね・・・


マイ花マップメンバー【ムラサキハナナ】の、この画像が欲しかったからです。