goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

本来の目的

2010年03月31日 | 10 花たち


日曜日、集合時間より少々早めに部屋を出たことはご報告済みです。
青山墓地のサクラの開花状況を見ておきたかったのでね。
再三言っておりますが、曇天だし寒いし、どう考えても花見には不向きの天気でしたが、このところあまり出かけていないので、折角近くに行くのだから、この機会に見ておこうと思いましてね。
ひょっとすると、盛りの時期には来れないかもしれないし・・・

グズグズしてて、予定していた時間より30分ほど遅れてしまったので、青山一丁目駅から小走りで墓地に向かい、大急ぎで通り抜けることになっちゃいました。


総じて3分咲きといったところでしょうか。
稀に7分咲きのものもありましたけどね。

花見客も疎らです。
そうだよね、正解だよね。
見るからに花見には向いていない天気だってことが判りますよね。

外人墓地のハナモモも咲いていましたが、時間が足りなくなりそうだったので、近寄ることなく通りすがりにパチリ。


青山墓地経由乃木坂駅のコースを選んだ理由は、サクラチェックもありましたが、それよりこの花を見たかったのが本当のところです。


シュンラン・春蘭】ラン科シュンラン属

シュンランのことは、ずっと気になっていたんです。
ひょっとしたら今年は見られないんじゃないかとも、思っていたんだけどね。

5年前にここで出会って以来毎年見てきましたが、それにしても今年は花茎の数が少ないな。
ほんの数輪しかありません。
まあ、そういう年もあるか・・・

でも1輪でも咲いててくれれば、それで満足です。

勝手に忙しなくしちゃって、じっくりと語り合う時間はありませんでしたが、今年もシュンランの花を見ることが出来ました。
ほんとによかったです。

魔法の力、確かにいただきましたよ。


感慨に浸る間もなく、集合場所の乃木坂駅、乃木神社を目指してダッシュ!


便宜上、というか、どこまで報告できるか判らなかったので、この日は「食事会」だと書いてきました。
実は食事会は副産物で、日曜日のメインイベントは、赤坂の街に出現した「空中庭園」を拝観させていただくことです。


どんな庭園かと申しますとね・・・

赤坂の街を睥睨する場所に、鬼才が手中に収めた魔法の庭園です。
聞きしに勝る空中空間で、凡人が言語を挟むような代物ではありませんでした。

鬼才「刈米義雄」のブログ「花鳥な彩月」をご覧になって、魔力を秘めた空中空間の一端を体験してみてください。

それにしてもこの空間、まるで刈米さんのために設えられたようです。
主がやってくるのを、じっと待っていたんだろうな。


枝垂れ桜 乃木神社

2010年03月30日 | 10 花たち


地下鉄千代田線、乃木坂駅の1番出口の地上部で午後4時。
日曜日の待ち合わせ場所です。
乃木神社の正面です。

画面左に僅かに写っているのが、地下鉄の出口です。

枝垂れ桜がきれいに咲いているよとの情報をいただいていたので、少々早めに行って撮ってきました。

交通の利便さを考えたら、大江戸線の青山一丁目駅のほうがいいということになって、集合場所が直前に変更されたようで、お年寄り連中はそちら、ここに来たのはおじさんだけでした。
早めに部屋を出ていたので、連絡が付かなかったようです。携帯、持っていませんから。
一手間掛けさせてしまいましたが、結果的には連絡付かなくてよかったです。
この枝垂れ桜を観ることができましたので。

何を隠そう、かくいうおじさんも青山一丁目駅からブラブラやってきたんですけどね。

合流後、花見の予定を中止したことは正解だったこと、皆一様に口にしておりました。
年寄りには不向きの天気でしたからね。

六義園の枝垂れ桜は、この時期必ずニュースでも紹介されるほど有名な存在ですが、凍てつく曇り空の元咲いているこの花は、乃木坂界隈を散策しているかたたちのこころに、優しい春の息吹を届けてくれましたよ。

有名じゃなくても、その地域では存在感のあるサクラってありますよね。

マイサクラ、いくつか持っていらっしゃいますか?


マイブーム 第3弾

2010年03月28日 | 編物・手作り


サクラの開花宣言が出たあと、淋しさで押しつぶされそうな真冬並みの冷たい雨の日があったり、雨こそ降らなくてもどんよりした天気で気温が上がらず、開花の歩みは足踏み状態です。
それでも来るべきその日に向かい、遅々とではありますが歩んでいるのが、通勤途中のサクラにも見て取れます。

今週末には、満開とは言わないまでも、5~6分咲きのサクラが見られるかもなんて思っておりましたが、どうやら叶いそうもありませんね。
軽く花見をしたあと食事会でもとの予定が入っていたんだけど、花見の部分は中止になりました。
なんせメンバー7人中、私が最年少という構成ですので。
寒い中、年寄りがうろうろすると碌なことが無いとの主催者からのご意見に、ごもっともだと、大きく頷いておきました。


ネックウォーマー、まだまだ編み続けております。
重宝しております。 










第1弾で紹介している折り返して使うタイプが、どうにも使い勝手が悪いので、サイズ替えしたり、全面的に編み直したりしています。

中止になった本日の花見メンバーの分、6個確保しておりますよ。
この先の花見本番のときに、活用してください。


春用の帽子もひとつ。
並太ですので、軽いかな。
ゲージは詰めてありますけどね。
上のネックウォーマーとお揃いです。

考えてみれば、今期編んだ帽子は、今のところこれひとつです。

ついでに4年前に編んだ春用帽子、少々ダレてきていたのでサイズ直しをしました。


マイブーム、まだまだ続きます。


白い春たち 雪柳

2010年03月27日 | 10 花たち


個人的に、「固まり花」と呼んでいる花のジャンルがあります。
文字通り固まって咲いている花たちのことを指しますが、そこそこ樹高のあるものや地面一面を覆って咲くものより、低潅木系のものがいちばんしっくりくると思っています。
視線を固定したときに全容が把握できること、これも「固まり花」には必須の条件かな。

「固まり花」は春の花です。
これからしばらくの間、あちらこちらで「固まり」たちを目にするはずです。


【ユキヤナギ・雪柳】バラ科シモツケ属

白い固まり花が、視線のなかに飛び込んできましたよ。
ユキヤナギです。

命名者に拍手を送りたくなるような、素敵な名前ですよね。

小さな花ですが、よくよく見るとバラ科の花だということが判りますよね。

公園や街角などでも目にする花ですが、パッツンパッツンに剪定され、元の樹形が判らないようなものが多く見られます。
路側帯などの植栽として植えられているものは、仕方のないことなんでしょうけどね。

四方八方に花枝を伸ばし、思いっきり行儀悪く、大暴れしているユキヤナギを見たいと、いつもそう思っています。

今回紹介しているユキヤナギは、公園のなかで上品に暴れておりました。


群れてお見事

2010年03月26日 | 10 花たち



【ハナニラ・花韮】ユリ科ハナニラ属

咲き出したハナニラの花はすでに登場していますが、群れ咲いているシーンを見かけるようになりました。

やっぱりいいですね、ハナニラの絨毯は。
群れ咲くことで、魅力がいちだんとアップします。

青花、白花、どちらも素敵です。

まさに地上に降りた春の星(Spring star flower)です~~


 


【ムラサキハナナ・紫花菜】アブラナ科 ムラサキハナナ属

東京では、こちらも群れ咲く花の代表選手です。
食すばかりでなく、ちゃんと鑑賞していますよ。