日曜日、集合時間より少々早めに部屋を出たことはご報告済みです。
青山墓地のサクラの開花状況を見ておきたかったのでね。
再三言っておりますが、曇天だし寒いし、どう考えても花見には不向きの天気でしたが、このところあまり出かけていないので、折角近くに行くのだから、この機会に見ておこうと思いましてね。
ひょっとすると、盛りの時期には来れないかもしれないし・・・
グズグズしてて、予定していた時間より30分ほど遅れてしまったので、青山一丁目駅から小走りで墓地に向かい、大急ぎで通り抜けることになっちゃいました。
総じて3分咲きといったところでしょうか。
稀に7分咲きのものもありましたけどね。
花見客も疎らです。
そうだよね、正解だよね。
見るからに花見には向いていない天気だってことが判りますよね。
外人墓地のハナモモも咲いていましたが、時間が足りなくなりそうだったので、近寄ることなく通りすがりにパチリ。
青山墓地経由乃木坂駅のコースを選んだ理由は、サクラチェックもありましたが、それよりこの花を見たかったのが本当のところです。
【シュンラン・春蘭】ラン科シュンラン属
シュンランのことは、ずっと気になっていたんです。
ひょっとしたら今年は見られないんじゃないかとも、思っていたんだけどね。
5年前にここで出会って以来毎年見てきましたが、それにしても今年は花茎の数が少ないな。
ほんの数輪しかありません。
まあ、そういう年もあるか・・・
でも1輪でも咲いててくれれば、それで満足です。
勝手に忙しなくしちゃって、じっくりと語り合う時間はありませんでしたが、今年もシュンランの花を見ることが出来ました。
ほんとによかったです。
魔法の力、確かにいただきましたよ。
感慨に浸る間もなく、集合場所の乃木坂駅、乃木神社を目指してダッシュ!
便宜上、というか、どこまで報告できるか判らなかったので、この日は「食事会」だと書いてきました。
実は食事会は副産物で、日曜日のメインイベントは、赤坂の街に出現した「空中庭園」を拝観させていただくことです。
どんな庭園かと申しますとね・・・
赤坂の街を睥睨する場所に、鬼才が手中に収めた魔法の庭園です。
聞きしに勝る空中空間で、凡人が言語を挟むような代物ではありませんでした。
鬼才「刈米義雄」のブログ「花鳥な彩月」をご覧になって、魔力を秘めた空中空間の一端を体験してみてください。
それにしてもこの空間、まるで刈米さんのために設えられたようです。
主がやってくるのを、じっと待っていたんだろうな。