【イソギク・磯菊】キク科キク属
goro’s 花 Diaryに初登場のイソギクは、青山墓地のものだということはネコちゃんたちと一緒の記事で紹介しましたが、今年は株が整理されて、なんだか淋しい状態でした。
もっとしっかりとしたイソギクを見たいと思って、向かったのが目黒川緑道です。
246(玉川通り)まで延長され新たに整備された緑道には、多くのイソギクが植えられています。
1年目の姿ですが、それなりの格好になっています。
もうひとつの目的は、昨年見つけたこちらのイソギクをチェックすることです。
昨年同様、ヒメツルソバとの競演です。
憶えててくださいますかね、こちらのイソギクのこと。
この3つは、すべてが同じ株で咲いてるんですよ。
イソギクとイエギクが自然交配したもので、「ハナイソギク・花磯菊」と名付けられています。
ハナギクは、葉裏を覆う白い繊毛や全体の姿はイソギクからのDNAを受け継ぎ、舌状花と葉の形はイエギクの影響が出ているとされています。(昨年の記事「姫のおかげです」より抜粋)
舌状花の有る無しは一目で判りますが、3枚目の写真の葉っぱ、上2枚とは違うのが判りますよね。
確かによく見かける栽培種の小菊などに、似た形をしています。
自然交配ですのでなんとも言えませんが、出来るならこんな変異は見たくありません。
イソギクはイソギクのままでいて欲しいし、それがいちばん美しいです。