goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

ママチャリライダーの野望

2006年07月31日 | つぶやき…


さすがに今日は足が痛い。
太腿の前部が、筋肉痛です。
夏休み冒険サイクリングの影響が、身体に出てきちゃったってとこです。
あんなに長い時間、距離は久し振りでしたからね。
帰ってきてサイクリングの工程を地図で確認してみたんですが、かなりのものでした。
坂の町東京ですからね。
ちんたら、無理せず回ってきたつもりでも、身体は正直です。
そうそう、杉並、世田谷にマイカーは足を踏み入れましたよ。ほんの一部をかすめた程度ですがね。
これで幾つになるんだ?
渋谷、新宿、中野、港、中央、目黒、豊島、文京、そして杉並、世田谷、10区か。まだ半分行ってないな。
何か妙な自信が持ててね、練馬や大田は、視野に入ってきました。
23区制覇も夢ではない!なんちゃってね。
無理無理、やるつもりもありません。
足立、葛飾、江戸川なんて、遥か彼方の異郷で~~す。

でも多摩川は何とか制覇したいな・・・
荒川も可能性ありか・・・

地図を見てるとね、なんとかなるんじゃないかなってね、思っちゃったりするんですよ。
ママチャリライダーの無謀な野望は、はてさて叶うんでしょうか?

それにはまず、近所の坂で訓練するしかありませんな。
我が街で脚筋力を鍛えるのには、打って付けの坂道に事欠きません。
麗子像でお馴染みの岸田劉生描く「切り通しの坂」なんて、極々近所にありますからね。
でもこの坂、おじさんはまだ制覇出来ていません。
必ず自転車を降りて、エンヤコラとマイカーを押して登ってます。
胸突き八丁、なんとか制覇するぞ~~


嬉しい知らせが飛び込んできました。
9月22日ですね、金曜日ですね。
わかりました~~
何が何でも駆けつけま~~す!


三文の得

2006年07月31日 | 06 花たち


午前中が睡眠時間という生活を送ってる私には、ツユクサといったら、せいぜいがこんな状態のものしかお目にかかれません。

朝早くから咲き始めて、昼には萎んでしまっていますからね。

あの綺麗な水色の花には、なかなかお目にかかることは、叶わないんだろうな・・・
余程の長い休暇がとれれば、その時に出会えるかもしれないな。
それもしょうがないか。
こんなヤクザな生活をしてる人間は、無理なものは無理なんだ。
やっぱり自然の摂理に反してるんだからな。
4時とか5時とかに咲き始めるんだろ?

ウン?   待てよ・・・

4時?5時?

それって、こちらが寝る時間じゃないか?

                  そうか、そうか、そうだよな~~



「ツユクサ・露草」ツユクサ科

かくして、寝る前に撮ってきました。
先週の土曜日の早朝です。

あるところにはあるんでしょうが、私の地域では、自転車で5分足らずの場所です。
そこそこ距離があります。

古から馴染みのあった花らしく、たくさんの呼び名があります。

「蛍草(ほたるぐさ)」「藍花(あいばな)」「青花(あおばな)」「移草(うつしさ)」「月草(つきくさ)」「縹草(はなだぐさ)」「帽子花(ぼうしばな)」  

見た目の色や、用途などから付けられた名前です。       

カメラの都合でこんな色になちゃいましたが、本物は、上の画像と同じような花色です。
たまにあるんですよね。もとの花色を写し取ってくれないことが。

園芸種は別にして、自然界の植物で、ここまで綺麗な青い花って、なかなかありませんよね。
日本を代表する青花です。
身近にあるところが嬉しいですね。


                          やっぱり早起きはしてみるもんです。
            私の場合は遅寝ってことになるんでしょうが・・・

この花は上のツユクサと違って、カメラの都合で薄い水色に写ったんじゃありません。

本物です、この色は~~

なんとまあ、白花までありました!!

初めて見ました、色が変異してるツユクサを。

嬉しい出会いです。

駐車場の一角だったんですが、薄い水色のと白花が何株か纏まってありました。
白花のピントが甘かったので、再度チャレンジしようかなと、そう思わせてくれるほどのインパクトがありました。

いい写真が撮れましたら、なんらかの形でお見せいたします。


他のツユクサのお仲間たち、紹介しておきます。


「トキワツユクサ・常盤露草」



「ムラサキツユクサ・紫露草」



「ムラサキツユクサ・紫露草」白花



「ムラサキゴテン・紫御殿」

他にも呼び名があるようですが、私はこれにしました。


夏の冒険

2006年07月30日 | つぶやき…

梅雨、明けたんとちゃうの?

自宅の代々木を出発して、西新宿、本町、弥生町、中野新橋、富士見町、和田、堀の内、和泉、方南、南台、笹塚、大原、北沢、下北沢、代沢、池の上、駒場、松涛、神山町、神南、代々木神園町、参宮橋経由で、代々木。

本日回ってきたところです。
1時半に出発して、帰宅したのが6時半、5時間のブラブラタイムでした。
基本的には行き当たりばったりですが、決め事もしてました。

1 神田川を遡る。
2 環七まで。
3 駒場野公園に行けたら行く。

この3つだったのですが、それとて変更してもいいやってくらいのものです。
神田川沿いの遊歩道を、タラタラ、ゆっくり、マイカーを漕ぎます。
遊歩道は途中だ終っているので、その後は、左手に神田川を感じながら、付かず離れず進んでいきました。
花が少ないですからね、あまり途中で撮影することもなく、チンタラ行きましたよ。
あちこち、点では知ってる場所ですが、線で繋ぐのは初めてですからね、ほとんどが未進入のエリアってことになります。
東京って広いんだな、どこまで行っても町がつらなってるだけだよね、なんてね、嘯きながら冷めた目で見回してきましたよ。
思わぬところに商店街が出現して、どこにでも生活してる方たちがいらっしゃるんだなと、垣間見るおじさんです。

♪ちょっと 振り向いて 見ただけの異邦人~~

環七に到着しました。この間、自宅を出て1時間半ってとこでしょうか。
越える予定は無かったんだけど、折角だしね、少しだけと決めて、渡ってみました。
すぐのところに、こんな光景がありましたよ。

  

わかりますかね?ちいさな画像ですからね。
鯉と鴨?です。のんびりしてましたね。
おじさんも、川沿いの小さな公園で一服です。

あとは3つ目の決め事、駒場野を目指すのみです。
環七まで引き返して、アミダクジ状態で下りて行きました。
幹線道路は極力避け、町の路地を行くのが、おじさんの主義です。
とは言うもののですね、勝手知らない町ですから、行き止まりになって引き返すこと数度。
お天道さまのもとだい!ヘッチャラだぜ~~
いきなり下北沢に出ちゃった時など、おじさんの頭にある地理認識と、現状を照らし合わせるのに、苦労しましたよ。
浴衣祭りをやってましたね。
いつもとは違うルートではありましたが、駒場野公園に着いた時には、本心、ほっとしました。4時20分でした。

用意してたサンドイッチで、腹ごしらえをしました。さすがに腹が減ってましたからね。
何なんでしょうか?自分のテリトリーだと思うと、安心しちゃううんですかね。
他の場所だと、食べる気がしなかったんですよ。

あとはいつも通りです。
公園を一周して、藪蚊と格闘しながら写真を撮って、30分くらいいて引き上げてきました。

思っていたよりスムーズに事が運んだので、昨日行けなかった?行かなかった?マイリビング、代々木公園に、顔を出すことにしました。
いつもはマイカーを停めて散歩で一周なのですが、今日はそのまま乗り入れちゃいました。NHK側から入ったんでね。
5時過ぎの時間帯をマイリビングで過ごすことは珍しいのですが、夏ですからね、傾いているとはいえ、陽射しはバッチリです。
ザクッ回ってきましたが、それでも貰ったものはありますね。
どんなに人が集まっていようが、おじさんがマイリビングでキャッチする思いは、誰にも邪魔することなど出来ません。


本家本物のラムズイヤーとをね、ドッキングさせてやりたいなとね、密かに思っててね、カメラ袋にね、N々山のラムズイヤーをね、忍ばせていたんですよ。
何だか標識のようになっちゃって、このラムズイヤーを100円で売ってるように見えちゃいますね。
決してそんなことじゃないですからね。

すっかり枯れてしまったラムズイヤーです。
頂いてきちゃいました。茶色です。
花の時期が終わって、世代交代なのかな?常緑植物なんだけどね。
こちらの感触はですね・・・やっぱりビロードの手触りはありますね。
でもドライにしたもののほうが、いいです。
これもgoro'sに置いておきます、触り較べてみてください。

元少年が「夏休み冒険サイクリング」をしていた間に、梅雨明けが発表されてたようですね。
長い梅雨でしたね。昨年より12日も遅かったようです。

さあ、この夏はどうしましょうかね?
例年通り、おとなしい日々を過ごすんだろうなというのが、おじさんの読みです。


これって、トマソン?

2006年07月29日 | つぶやき…


かなりいい天気になりましたね。
予報よりはってことですよ。
雲が出てきても、雨が降るとは思えませんでした。
ということは・・・アジジィィ~ってことです。

土曜の恒例だし、楽しみにしてるマイリビングでの散歩は、止めにしました。
ちょっと訳ありで、寝たのが7時半近かったんですよ、もちろん午前のね。
みなさんの起床時間ですね。
だから寝る時点で散歩の中止は決定でした。何時に起きられるか、わかりませんから。
それでも思ってたより早く、1時過ぎには目が覚めましたよ。
無理すれば行けなくもなかったんだけど、無理はしません。
もうひとつ気になってることがあったので、そちらを選択したというのが、正しい答です。

つい先日、素敵な遠回りで北新宿方面に行った時、面白いものに出会っていたんです。
その時はあまり時間もなかったので、チラッとしかチェック出来なかったので、今日はそれを目的に、素敵な遠回りを敢行してきたという訳です。

靖国通りの元フジテレビ通り入り口のところから、青梅街道の中野坂下まで、新宿駅近辺を迂回して新しいバイパスが抜けるという記事は、つい先日書きましたよね。
工事も着々と進んでいるってことも。
北新宿のこのあたりは、入り組んだ狭い道路の巡る、住宅密集地です。
陸の孤島とまでは言いませんが、JR、地下鉄を問わず、もよりの駅に出るのには、中途半端な時間がかかるんですよね。
バブルの再開発からも、置き去りにされてたエリアです。
それが、今回の新しいバイパスが抜けることで、様変わりしようとしてます。大々的な立ち退きがあったはずです。その痕跡はあちらこちらに、まだ残っております。

新しく出来るだろう道路の敷地内に、数軒の建物が残されておりますが、これらは工事関係の荷物置き場として使用されている様子です。

立ち退きを拒否して、今でも道路の真中で焼き鳥屋をやってるとしたら、きっと流行るだろうなという白昼の妄想は、おじさんの貧困&陳腐な想像力の限界です。

ごめんごめん、話が横道にそれてますね。
酔っ払っちゃうとね、ついついおしゃべりおじさんがいつにも増して顔を出しちゃうんだよね。

おしゃべりバンザイ!


おじさんが気になったのは、これです。


わかりますよね?

わかったでしょう?

元銭湯ですよ。
残された大きな高い煙突、それと壁画らしき絵。
一目瞭然、銭湯以外ではあり得ないですよね。
横断歩道を渡って近付いてみました。


タイル張りの壁画?がご覧になれますでしょう?
富士山が定番の銭湯の壁画にですよ、何と東郷青児ですよ。
原画があったのかどうかはわかりませんが、どう見ても東郷青児風ですよね?

おっしゃれ~~モダーーン!!

どういう意図があって、この壁画が今にいたっているんでしょうか?
想像に難くないのは、ある町の銭湯が、バイパスが抜けることによって、敷地の一部を提供せざるを得なくなった。
よって、銭湯廃業の憂き目に遭遇はしたが、この壁画だけは残したい・・・という、強い思いがあったということでしょうか?

もともとは道路側に入り口があり、脱衣所、洗い場、湯船、壁画、ボイラー室、住居スペース、大体こんな配置になってたはずです。
ほとんどの銭湯はそんな配置です。ここもきっとそうだったんでしょう。

湯船部分までを切り捨てたあと、ただ壊しただけじゃなく、ちゃんと整備の工事が入ってますよ。
この壁画の後では、銭湯を経営した一家が、生活してるようです。

俄然面白くなってきましたね。
新しくバイパスが完成した暁には、この建物は東京の名所になること請け合いです。
今現在はプラスチックの波板で囲まれていますが、カフェなるものをオープンさせると、大繁盛ですよ。

そうそう、こんな風景を「トマソン」って言うんでしょうか?
路上観察学会の方に、伺ってみたいですね。
赤瀬川さん、いかがでしょうか?


遅れてきた紫陽花

2006年07月29日 | 06 花たち

あじさいの季節は終わりですね・・・

梅雨の季節にはお似合いの花だし、充分楽しませていただきました。
今年はコレクションまでやっちゃったからね。

紫陽花コレクションその1その2その3とやりましたからね。

このあとはドライになったもので、素敵なものに出会えたらいいかな。
あわよくば、もしそれらが手に入ったら、リースの素材として使えるんだけどな・・・

なんて、ノー天気なことを考えておりました。

                  そしたらね、出会っちゃったんですよ・・・


          え~~っ!


カシワバアジサイの一重か?
こんなに遅く咲く品種もあったんだっけ?


私の知ってるものは、とっくに花時期は終わって、せっせとドライ街道まっしぐらなはずなんだけどな。


と、よくよく見てみると、葉っぱが全然違います。
柏葉じゃありません。
どちらかというと、アナベルの葉に似てます。少し小振りですが。

調べてみました。

               発表いたします。



「ミナヅキ・水無月」

ミナヅキと呼ばれるアジサイで、ノリウツギ(未見です)の1品種でした。
カシワバアジサイなどと同じく、ピラミットアジサイと呼ばれる、細長く伸びるグループのアジサイです。

咲き始めは緑色をしてますが、時間を経るに従い、白色に変化していきます。
蕾から咲き出した頃の若緑の花色は、えも言われぬ可憐さを醸し出しております。

全てが装飾花で、カシワバアジサイを、もっと繊細にしたような風情があります。

このあとも変化を続け、赤味がかった色が現れ、ドライフラワーとしても利用できるそうです。

ドライになるまで残っててくれるといいんですがね。
公園という場所柄、枝打ちされちゃう可能性のほうが、大きいだろうな。

今のうちに、涼しげな花を堪能しておきましょう。


愛しのアナベルは、緑の衣にとって変っております。

これはこれで、素晴らしいですよ。