机上版辞書の広辞苑が10年ぶりの改訂、第7版を刊行した。24万項目に1万項目が追加された、25万項目となった。自撮り、萌え、炎上などがくわわった。炎上はネット用語、時代をうつす語になる、スマホ、アプリ、ツイート、ブロガー、メアド、フリック、クラウドなどもある。インターネット用語は10年前からくらべると、その内容には端末器の進化がある。また、婚活、ブラック企業、がっつり、ちゃらい、無茶振り、いらっと、上から目線といった語、クールビズ、限界集落、アラブの春、ビットコインなどが、俗語もいれている。廃炉、安全神話、マタニティー・ハラスメント、LGBTもみえるようである。ニュースで、おやと、聞き耳を立てたのは、第3版で210万部売れたていた広辞苑は第6版で60万部となっていたようで、この売り出しにも、20万部を売る目標だそうである。電子辞書に入っているからというのもあるだろうけれど、8センチの分厚さで、開けにくさもあるだろうと、紙媒体のファンとしては微妙な感想となる。
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ボケ日記が書くことは、ボケであるということであるから、情報の提供は日々、惚けとなる状況である。それはそれで、リタイアの身分となって自覚することであるから、あまりにもひどくなれば、その引き際を考えることになる。まだその日は先だと思い込んではいるが、この間、闘将のがんによる早すぎる死と言われたのを、自分よりも年齢が下であることにある驚きがあった。それは活躍がスポーツ選手、アスリートであったから、幼いころから知っていたような錯覚である。つらなら名だたる名選手たちもその年齢を知って、あまり差のないことを知るようになるのは、その年齢になったからであって、自分なりに社会に貢献すべく50年を歩んできていることがわかるからである。いま、そのおもいに、亡くなられた方への冥福をいのる気持ちと、まだまだこれからの、後進への思いとを交錯させると、こうして木瓜日記を書くことが意味を持ってくるのではないかと感じる。偉いこと、偉そうな口をたたくのではない。必要にして充分であるかどうかは、時代の流れにあるから、それでも十二分に語らなければならないことがある。ぼけがボケ出なく木瓜であることである。 . . . 本文を読む
官製用語の解説では、能動的学修となる。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習に、グループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワークがあげてある。授業が、この場合は大学講義であった、板書か、スライドショーによるノートを作るというやり方、テーマを用いて演習させる方法、スキルがそうなってしまっている座談、学生全員が教師の方を向いている形式と、講義、演習、講読のスタイルに、アクティブの語をもて改善するという捉え方である。大学教育が、高等教育の連携としてそれを実現するための、学校教育の教授法が、問われることになる。だいがくでは、本来、学生に主体学修があることを前提として、自らの能動性に勉強を行うことであったのだが、受験勉強の能率と効率による至れり尽くせりの受験産業による授業形式が開発されて、受験生のの能動性は合格意欲だけとなってしまっている現状に、インタ―ネットを介したパッド端末による便利さが、さきにいう学生のアクティブを変えてしまったのである。大学教育のアクティブはいまや、教材ならぬ教師のネタ、教師のパフォーマンス次第である。 . . . 本文を読む