人の道は、倫、人倫、そして仁である。この思想に儒学があり、徳を説く、解くとすると、それはまた王道であるから、模範を帝王に置く考え方である。それを歴史に長く、受け入れてきた儒教道徳である。したがって国語で解くのは、中国伝来の思想に、西洋からの哲学、倫理思想のものを翻訳してとり入れて、さらには、人間のこととした。人倫を言語翻訳にかけて、noun 1. humanity
2. human relations を得る。中国語では、人倫は人類である。 . . . 本文を読む
ひとくぎり、卒業論文の成果報告会をおわって、ちょうど今年度最終ゼミとなった。ゼミタンパの10年前のことは、ゼミ生と行った誕生日パーティーのことである。ゼミ仲間で迎える日をみなで祝おうとするものである。誰にでも一つは祝えるものがる、祝う日がある、その日に感謝をしようと、たがいに、ゼミタンパで回りもちにした。そのようなゼミ仲間との時間を過ごしてきて、2007年のことであるから、10年をさかのぼって振り返ってみると、かわらない、いつもゼミ活動はゼミ生との学習をもって、時間を共有してきた。さて、それと同じように、12年後のいまも過ごしてきた仲間のきょうの日に、2017年度生は3年間ゼミとプロジェクトを閉じた。あとは卒業判定を待つだけとなる。何をめざしているのか。これからすこし、卒業というスタートに立つ、巣立ちをする若者たちの将来には、この卒業研究論文というもの、この4年間の学びがどのように写っているだろう。そこに何ほどの指導を加えることができたのか。入学は4年前、2014年4月での、5期生である。 . . . 本文を読む
中国のニュース、歴史教科書から、文化大革命、1966~76年の記事、教科書から消えるという。かの国の国策から言えば、そういうこともありなん、と、くわしく見れば、中学2年向けの教科書で、文化大革命の10年、というのがあったそうだが、その項目が削除された。インターネット上で、新しい中学2年生向け歴史教科書の画像が流出してっわかったそうだから、メディアの様子も知れる。いわゆる文革と、ちょうど日本の学生運動にも、造反有理という標語など、影響していたから、歴史に埋もれるころとなったかと、思わないでもない。その50年が2016年であったと、半世紀をあらためて考える。新聞記事には漫画で解説するページの紹介があり、出来事のイメージが色あせている。ネットで批判があり、中国の国内でも、文革が公式には報じられないもので、この様子を知れば彼我の違いもあろうかと思う。 . . . 本文を読む