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日本中の素敵な建物たちを見て歩き

夏の記憶 1

2006-07-10 | 建築
講談社別館(旧三井邸)のお別れ会へ行ってきました。

この建物を皆さんによく見て戴きたくて、しばらく建物の詳細をアップ致します。

この建物は三井高陽(みつい たかはる)邸として、雑司ケ谷(現在の文京区目白台)に建てられました。今回の調査で1936年築と確認されたそうです。では、玄関周りからご案内します。玄関上のアイアンワークが美しい。

玄関から部屋へ入るところのドアは、こんなに流れるような美しさ。
乾邸の階段を連想してしまった。


階段はねじりんぼう。柱や階段は凝っているけど、全体はくどくはない。

柱のアカンサス。

写真を見るとコンディションが悪くないように見えます。中を拝見して、こんなにすばらしかったのかと今さらながら驚きました。

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4 コメント

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待ってました!! (ぷにょ)
2006-07-10 23:44:25
講談社見に行きたかった!

前に見に行ったとき高い壁に阻まれて見えなかった玄関周り、

予想以上にすばらしい!

腰高窓を両脇に従えた玄関ドアはちょっと面白い形ですね。

中に見える照明や金物類も優雅なデザイン!

バランスがよくとても洗練されているように感じます。

これ、ほんとに解体するの・・・?



続編期待してます!!
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うぅぅぅ ()
2006-07-11 20:07:23
こんな素敵な建物を解体するんですか?

せめて移転とかでは?

見に行きたい;;
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以前から見たかった (小道)
2006-07-12 22:37:38
中が見たいなあと思っていたところに、願いが叶って見学。でもそれがお別れ会だなんて、あまりにひどいよ~
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かなしい... (kadoorie-ave)
2006-07-17 02:38:31
台北より戻りました。

台北は思っていた以上にリノベーションが大流行りでした。感心するほど上手に活かしていて、カッコ良くて悔しかった。

それも「日本人が建てた建物は美しくて堅牢!懐かしいし素敵だし、活かさない手はないです。観光資源にもなるし」なんて言われた日にゃあ!!

帰国してここにお邪魔して見たのがさようならの為の「お別れ会」...なんだか寂しい。

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