哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

美しき日本の原風景 -山種美術館-

2011-06-22 23:53:22 | 行ってきました
今日は朝からジリジリと暑~い1日

そんな中「山種美術館」へ。

いつもの恵比寿からではなく、広尾から暑い中トコトコ歩いてみました。

広尾って日赤があったり、聖心があったりのイメージですが、意外と商店街があったり、住宅街がゴミゴミあったり、しかもけっこう平日の昼間ですが人通りがあったりして、いままで持っていたイメージが違ってました。

今度は広尾の街を“迷ってみよう”

さてさてそんな広尾の街を抜けて坂の上にたつと「山種美術館」に到着。

「美しき日本の原風景」 -川合玉堂・奥田元宋・東山魁夷-

山種美術館は「日本画」専門の美術館です。毎月チェックしてますが、今回は「風景画」ファンには“たまらない”絵画が一堂に集められていました。



まずいきなり川合玉堂「早乙女」から始まります。なんと繊細でソフトなタッチでしょうか。のどかな風景に癒される思いです。

続いての奥田元宗「奥入瀬(春)」の色彩の豊かさにはしばし感嘆。みごとにひき寄せられる大作です。

そして東山魁夷、もう有名すぎる絵画ばっかり・・・・・・。

そして今日の一番の収穫は横山操「越後十景」

墨画彩色の画風、越後の風景をモノトーン・水墨画のようなタッチでみごとに表現しています。

色彩を限られた中で表現してますので、こんどは見る側がそこから受ける想像力・イメージ力を持ってジィ~と見てしまいます。

これこそ「日本の風景」って感じです。

外のジリジリ照り付ける暑い世界をしばし忘れて、すがすがしく、しかも気持ちが心が静まる今回の美術展でありました。


コメント
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