哲ノート

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義経千本桜を見に行く -歌舞伎-

2011-06-17 23:50:32 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
ひさびさ国立劇場へ歌舞伎を見に行く。

義経千本桜 -河連法眼館の場- 平成23年6月 歌舞伎鑑賞教室



「義経」が主役ではなく「源九郎狐」が主役

狐の親子の情愛が話の主題であり、義経はいわばコーディネーターつなぎ役です。義経も兄弟の情をからめて・・・・・。

「いいはなしだぁ~。」

静御前が持つ「初音の鼓」が・・・・・・・。

「いいはなしだぁ~。」

今回は「義経千本桜」は人気のある名作だそうで、派手な立ち回りも、舞台周りもありませんが、「源九郎狐」という狐の親子のきずなと義経の兄弟のきずなをうまく結びつけて話がすすみます。すごくわかりやすいスジ立てです。

事前に「あらすじ」を熟読していたので、はなしもスジも理解ができて、むずかしいコトバ・節回しがあるにもかかわらず、最初から最後までじっくりと鑑賞でき、しかもけっこう感情移入ができました。

「いいはなしだぁ~。」

「鑑賞教室」です。中学生から専門学校生まで歌舞伎の理解と、ファン層の拡大を計るプログラムです。

本番の歌舞伎前に「歌舞伎のみかた」という解説プログラムがありますが、この解説・登場役者も21・20・17歳と次代をになう若手花形役者がうま~く説明をしてくれました。

ただ本番の歌舞伎では、あの「掛け声」がかかりませんし、「歌舞伎常連ファン」がいつもより少ないので、余韻も含め「歌舞伎を見る」という雰囲気がちょっとなかったような気がします。

次回はやはり「歌舞伎の雰囲気」を楽しみたいので新たな題材を求めて鑑賞したいと思いました。




コメント
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