哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

大井川鐵道に乗る-1-

2011-06-15 23:55:06 | 行ってきました
SLを定期運行している「大井川鐵道」に乗ってきました。

ただ展示してあるのは何度も見てますが、実際動態保存されていて、常時運行されているものはココしかありません。

カメラをたずさえ、じっさいに乗車して「旅の余韻」に浸りたいのです。

まあ「撮り鉄」「乗り鉄」ですかね。

ちなみに大井川鐵道は「金を失う」ということで「鉄」ではなく「鐵(旧体字)」を使うのだそうです。

いろいろ事前に調べてみると、一番の撮影スポットが川根温泉笹間渡駅近くの大井川にかかる鉄橋のようで、

じゃぁてんで、ついでに評判の「川根温泉」にも入っちゃおう~と計画したわけ。

東海道線金谷駅で下車して、大井川鐵道の金谷駅へ。

駅にはこれから発車するSLに乗車する人で混んでいますが、こちらはそのSLを撮影するので、そのSLの一本前の普通電車に乗車します。

駅の改札で、川根温泉の入館料と往復乗車券をクーポンで購入します。



さあそろそろ入線時刻。ホームに立つと・・・・・・おぉ~往年の「南海21001系」がお出迎えです。

大井川鐵道はSLも有名ですが、往年の私鉄花形電車そろっていて、とってもぜいたくなのだ。

南海21001系・京阪3000系・近鉄16000系・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・と、駅員さんから不穏な話が入ってきた。

たったいま、この先で「人身事故」が発生して不通になったとの事。「え~なんで、こんな旅先で・・・・・」

南海21001系は、次の「新金谷」まで運行して、そこから「代行バス」になるとの事。
(運行本数が少ないから対応が早い。)
でも、肝心の「SL運行」は?

駅員さんに聞いても「?」  そうだよな、開通しないことには・・・・・。でも、自分を含めて「SL」目当ての人、たくさんいるぞぉ。

ちょっとがっかりで、あきらめ気分ですけど、とりあえず前へ進みます。(温泉だけでも入るぞ)

次の新金谷駅は車両基地を併設しています。SLが数台いるし、旧型車両・客車もあって“鉄道博物館”状態。

カメラ片手の人が多く、みんなSLを待っているみたい。でもこちらはこの先どうなるかわからないので、とりあえず「代行バス」で先に進みます。

地元のおじいちゃん、おばあちゃん、帰宅の小中学生を多数乗せて各駅ごとに進むので、ぜんぜん前に進みません。いつになったら着くことやら・・・・・なんかバスの団体旅行みたいな雰囲気です。

中流域も広大な大井川沿いをバスは走ります。

途中「家山」という駅で代行バスからまたまた電車に乗り換えです。



おぉ~今度は京阪特急3000系がお出迎えです。ロマンスシートもまだくたびれていないので、なかなかいい感じですよ。

家山から2つ目が「川根温泉笹間渡(かわねおんせんささまど)」駅。近くに温泉リゾートがありますが無人駅です。(みなさん車でいらっしゃるようで・・・)

SL撮影が今日の目的ですが、人身事故がブチ壊し。いつSLが来るかわからないので、きょうはあきらめて温泉へ。(歩いて5分)



「川根温泉ふれあいの泉」ナトリウム・塩化物温泉(塩泉)の掛け流し温泉。湯量もかなり豊富です。ちょっとしょっぱいですが、カラダがポカポッカ温まります。大井川と大井川鐵道の鉄橋でSLが見える露天風呂が有名です。

・・・・・・・・・。そこで“うつらうつら”していると、「ボゥ~」と突然汽笛の音が・・・・・・。「まさか!!」

いつの間にか開通していたようです。待っている人が多いので、まずSLを動かしたのでしょうか。もうちょっとガマンしたら撮影できたのに・・・・・・・SL急行が大井川を渡って行くのを湯船に浸かりながらボォ~とながめていました。   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする