平成27年11月1日(日)船橋市三山の二宮神社において下総9神社の素晴らしい競演が見られますので、是非お出かけ頂きたくご紹介させて頂きました。
二宮神社に集まった九基の御神輿
[祭りの由来] (HPより)
祭りの起源については諸説あるが、一般的には、室町時代の頃に馬加城主の千葉康胤が嫡子出産に際し、二宮神社、子安神社、子守神社、三代王神社の神主に馬加村の浜辺
で安産祈願をさせた事に由来するといわれ、1445年(文安2年)に現在の祭りにつながる磯出祭りが行われるようになったといわれている。
平安時代の頃に菅原道真のたたりを恐れた藤原時平の子孫が久々田(習志野市菊田神社付近)の入江に上陸、三山 (船橋市 三山)や高津 (八千代市) などに居住した際に、
二宮神社の神主となり、地域を束ねた際に始められたのが起源を持つとする説もある。
2004年に千葉県無形民俗文化財の指定を受ける。
[参加する神社と役割](4市9神社)
1.二宮神社(にのみやじんじゃ)船橋市三山 父(ちち)
2.子安神社(こやすじんじゃ)千葉市花見川区畑町 母(はは)
3.子守神社(こまもりじんじゃ)千葉市花見川区幕張町 子守(こもり)
4.三代王神社(さんだいおうじんじゃ)千葉市花見川区武石町 産婆(さんば)
5.菊田神社(きくたじんじゃ)習志野市津田沼 叔父(おじ)
6.大原大宮神社(おおはらおおみやじんじゃ)習志野市実籾 叔母(おば)
7.時平神社(ときひらじんじゃ)八千代市萱田町・大和田 長男(ちょうなん)
8.高津比神社(たかつひめじんじゃ)八千代市高津 娘(むすめ)
9.八王子神社(はちおうじじんじゃ)船橋市古和釜町 末息子(すえむすこ)
[磯出式のご案内]
式典は、旧幕張海岸で満潮の時刻にあわせながら、幼い男の子と女の子が神前に供えられた蛤を交換し合う 「産屋の神事」 が行われます。
夜祭りの雰囲気を味わいたいお方は是非お出掛け頂きたく存じますが、混雑が予想されます。
11月2日 (月)
2 : 00 子守神社 式場に入場
2 : 20~3 : 00 二宮神社 ・ 子安神社 ・ 三代王神社 以上4神社の御神輿が式場に入場
3 : 43 式典執行
4 : 30 式典終了
磯出式のポスターより 国道14号線沿い幕張町1丁目先 (マクドナルド幕張店脇)
下記の は磯出式が行われる真新しい竹を注連縄で編んだ産屋 (うぶや) の作製現場(前回2009年11月に撮影)
提灯に 磯出御旅所 とありました
御神輿をのせる御塚の作成
産屋の見学 平成27年10月31日(土)
11月2日(月)午前2:00から執り行われます磯出式の産屋完成の報に、短歌の先生をはじめお仲間の皆様5名は完成された産屋を初めて見学に参りました。
「産屋の神事」が行われます間は幕が覆われて式典の様子は全く見られませんが4:00終了まで厳粛荘厳なる雰囲気を味わえるそうです。
両側にあります ↑ ここは御神輿を担ぐ方の控え所と
磯出式には次の4神社4基の御神輿のための御塚が ↑ が作られておりましたが、初めての見学に一同感激致しました。
当日、神事が行われます様子は幕を覆って中の様子を見ることは出来無いと伺いました。
1.二宮神社(にのみやじんじゃ)船橋市三山 父(ちち) には
2.子安神社(こやすじんじゃ)千葉市花見川区畑町 母(はは)
3.子守神社(こまもりじんじゃ)千葉市花見川区幕張町 子守(こもり)
4.三代王神社(さんだいおうじんじゃ)千葉市花見川区武石町 産婆(さんば)
私は、幼い時から母方の郷里の子安神社の七年祭りを楽しみ、小学生の時にはお稚児さんも経験致しました。
しかし、隣町の幕張町でご紹介の磯出式なるものが行われておりましたことは前回の七年祭りに初めて知ることとなりました。
そのときの感激が忘れられずに、この度、皆様をご案内させて頂きましたが、古き良き素晴らしい伝統行事に喜んで頂きました。
本当は11月2日(月)午前2:00からの神事を見学したく思いますが残念ながら体力の限界です。
こちらでは全くない神事です。
神戸に二宮というところがあることには
あるのですが・・・
吾が故郷は「子安神社」母神様ですので皇后陛下、雅子様にも
腹帯を献上しております程に千葉市では知られております。
1日午後は二宮神社に9基の御神輿が集まって歩くことが
出来ないほどに賑わっております事と懐かしく思い出しております。