~11章 254ページまでひばりさんの思い出が綴られております。
著書の「はじめに」のお言葉より
カッチカチャ。
私の一日は、お仏壇の前で火打ち石を打つことから始まります。
カッチカチャ。
火花が散る中、思い浮かぶのは、お嬢さんが舞台に向かっていく後ろ姿。
カッチカチャ。
ケガをしませんように。無事に歌えますように。
火打ち石を鳴らすというのは、お嬢さんが美空ひばりとして本番に臨む前に、お母さんの加藤喜美枝さんが必ずしていたならわしです。
ずっと昔からやっていた加藤家の習慣なんだそうです。
続 く
最後になりましたが・・・より
後援会の皆さま。
30年たった今も加藤家のお墓をいつも綺麗に保ち、お花を供えてくださって、本当にありがとうございます。
ひばりさんが好きという純粋な心だけで、いつも献身的に働いてくださる姿に、頭が下がる思いです。
同じように尽くさなければいけない、といつも私の指針となってくださいました。
多くのひばりファンの皆さま、お嬢さんの歌を愛してくださってありがとうございます。
これまで、美空ひばりを支えてくださったスタッフの皆さま、共演者の方々、すべての方にお礼を申し上げます。
そして最後に「美空ひばりと生きる妖精」~出版に寄せて~ ひばりプロダクション代表取締役社長 加藤 和也
美空ひばりが住んだ青葉台の家には三婆ならぬ三人の”妖精″たちが棲んでいます。
息子の私よりはるかに長い時間を美空ひばりとともに過ごし、仕事にもプライベートにも密にかかわっている。
続く
和也さんは、関口さんをはじめ、お三方の付き人の皆様にお礼を述べております。
TVでの出版報道に早速求めて参りましたのでご紹介させて頂きました。
関口さんはひばりさんが亡くなるまで丁寧にメモを取られておりました事にひばりさんを懐かしく偲ぶことができました。
令和元年5月14日(火) 「徹子の部屋」にご出演された和也さんと3名の付き人の皆様
左から息子の和也さん・幻のひばりさん・辻村あさ子さん・齋藤千恵子さん・関口範子さん