牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

神学博士号授与式&記念講演、祝賀会出席

2011-03-28 07:42:56 | Weblog
昨日は、午後からの大阪エリムキリスト教会聖書の学びを終え京都市へ。途中大渋滞の名神高速道路でしたが、やっと午後5時の神学博士授与式に間に合いました。

 同志社大学神学部長と指導教授(神戸女学院院長)が、アメリカで行われたペンテコステ学会参加のため、卒業式に出席できなかった青木保憲牧師のために、大学総長署名の神学博士号を授与しました。大学での卒業式でも青木牧師のアメリカでの活躍(渡米中、東北関東大震災や福島原発事故ニュースがあり、アメリカで震災の祈りや義援金が寄せられたこと)を、早朝自ら神学部だけでなく各学部でも話されたそうです。

 青木牧師は知多半島常滑でクリスチャンになり、大学を終え常滑で教師生活に入りました。結婚後、義兄の藤林牧師の京都中央チャペルへ移り、京都大学に入学とともに、アンデレ宣教聖書学院へも入学、両校卒業後牧師への道に進みました。

 さらに同志社大学神学研究科へ進み、6年後の卒業と同時に神学博士取得でした。博士論文は、アメリカ福音派研究での博士号授与でした。

 卒業を前に3月9日より、アメリカ・メンフィスで行われたペンテコステ学会で、初めて日本のキリスト教会、特にペンテコステ諸派の歴史を話しました。これは今までペンテコステ諸派でも行われたことがなく、しかも英語で直接の講演で世界にチャレンジできたそうです。

 生駒聖書学院創立者レオナ―ド・クートの貢献も紹介し、ペンテコステ学会での大きいな話題にもなり、クート師(すでに天に召された42年=青木牧師が生まれた年)の56年に及ぶ日本への愛と情熱が与えた影響を感動深く聞きました。

 式典では同志社大学神学部長、神戸女学院院長初め10名数名の牧師からの祝辞がありました。青木牧師のことを個人的にはお名前だけしか知らなく、クート師の口ぐせ、聖書を読むだよ!のことばが若い献身者の心に響いたことを証し、今日にいたっていることを祝いのことばに変えさせてもらいました。

 15歳の時、学校の講堂で聞いた鍼灸師の方の話に、「人が全世界を得ても、自分のいのちを損じたら何の得になるか(そのときは聖書の言葉とは知らなかったが)、少年時代にいのちの尊さを感動とともに受け止めました。

 日本国憲法に戦争放棄があることを誇りに思い、戦争も殺人であり、自殺も殺人、人のいのちを奪うこと最大の悪と受け止める心はいまも変わりません。

 戦争ロボットが開発され、技術の向上によりものすごく正確に抹殺できるという兵器になっているというニュースを聞きながら、地球は滅びの道に向かって突き進んでいる感を強くしています。

 ペンテコステ陣営から神学博士号取得の牧師がさらに続出することを祈りつつ、さらにご活躍をと祈る記念式典であり、すばらしい記念講演(アメリカ福音派研究の今日的意義)に感動する楽しい時間でした。

 生駒聖書学院の神学は、聖書のことばをそのまま神のことばと受け取り、神のことばは生きていて力があることを体験する神学です。聖書を読み、聖書のことばを霊にも心にも体にもそのまま受け、救われた喜びと確信で幸せに輝き、その良い知らせの福音を伝え続け、今日もまた天国に一日です!

 生駒聖書学院は4月11日(月)に入学式を迎えます。ぜひ聖霊に満たされた生駒聖書学院へお出でください。お待ちしておりンます。

 今週もまた仙台市へ向かう炊き出し隊のために、野菜や果物などを運んでもらいます。被災地や原発事故避難地の平安と守り、復興への祝福を祈ります。

 書斎の窓から見える生駒山を見上げながら

詩篇ん121:1 私は山に向かって目を上げる。私の助けは、どこから来るのだろうか。

121:2 私の助けは、天地を造られた主から来る。

121:3 主はあなたの足をよろけさせず、あなたを守る方は、まどろむこともない。

121:4 見よ。イスラエルを守る方は、まどろむこともなく、眠ることもない。

121:5 主は、あなたを守る方。主は、あなたの右の手をおおう陰。

121:6 昼も、日が、あなたを打つことがなく、夜も、月が、あなたを打つことはない。

121:7 主は、すべてのわざわいから、あなたを守り、あなたのいのちを守られる。

121:8 主は、あなたを、行くにも帰るにも、今よりとこしえまでも守られる。