牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

東日本巨大地震

2011-03-13 06:36:38 | Weblog
 被災地の平安と守りを祈りつつ目覚め。主の恵みは朝ごとに新しいと、聖書の約束を告白しています。

 
 金曜日(10日)午後2時45分に宮城県や福島県、津波の影響は全日本や世界中に及びました。

 2000人近い方々が亡くなり行方不明もあり、情報が判明するほどに、被害の大きさ広がり続けています。

 一番大きな懸念は、福島原発1号機の事故で熱を冷やすために水を注入していますが、3日目の朝になっても自体は変わらず、被爆者190人の可能性?と報じられています。

 原発周辺への避難指示も最初は3キロ、さらに10キロ、今は半径20キロ避難命令が出されています。

 1986年4月26日、ウクライナ共和国チェルノブイリ原発4号機が爆発・炎上し、多量の放射性物質が大気中に放出されたレベル7の深刻重大な事件。事実上人類史上最悪の原子力事故でした。そのほかにも多く原発事故が世界には記録されています。

 日本の原発は絶対安全(国家も技術者や会社)だという言葉が繰り返され、周辺地域も(反対派を除いて)当然何も問題なく平和に暮らしています。

 この世界に絶対安全という絶知的保証はありません。特に核と核兵器については、核保有国は速やかに排除し、日本も平和のために核が必要だと言う愚かな議論を繰り返す人々が無くなればと祈ります。

 この美しい地球を何回も滅ぼすことができる核兵器が世界に満ちている現状です。

 また、M8.8の巨大地震は想定外ですが、さらに日本列島は大きな東海地域地震帯を抱えています。

 これを機会に政治家たちが私利私欲(だけで政治家になってはいないと思いますが)政党信条を越え、小異を捨て大同につき、この東日本巨大地震を乗り越えようとしています。

 いま正に与野党を越えて平和憲法の基本に立脚し、列島沈没に立ちあがり、協力体制が築かれつつあります。ともかくできることは何でもしたいものです。

 世界中からも多くの協力と最大の支援がスタートしていると言うニュースに感謝します。

詩篇

121:1 私は山に向かって目を上げる。私の助けは、どこから来るのだろうか。

121:2 私の助けは、天地を造られた主から来る。

121:3 主はあなたの足をよろけさせず、あなたを守る方は、まどろむこともない。

121:4 見よ。イスラエルを守る方は、まどろむこともなく、眠ることもない。

121:5 主は、あなたを守る方。主は、あなたの右の手をおおう陰。

121:6 昼も、日が、あなたを打つことがなく、夜も、月が、あなたを打つことはない。

121:7 主は、すべてのわざわいから、あなたを守り、あなたのいのちを守られる。

121:8 主は、あなたを、行くにも帰るにも、今よりとこしえまでも守られる。