牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

2つのJを愛する;代表的日本人

2011-03-11 08:51:10 | Weblog
 竹島領有問題で土井隆一議員の問題が大きく浮上しています。その認識のずれに国会も、特に竹島周辺を漁場としている方々に怒りの声があふれています。

 議員の会見のニュースを観たが、どう弁明しても認識のずれとしか思えなく残念に思います。

 竹島や尖閣島、北方四島にしても、韓国、中国、ロシアとの領有問題が、国際的にもスッキリした平和的解決が、速やかに実現することを期待し祈っています。

 内村鑑三の著作、「代表的日本人」に、自分は2つのJを愛するという文があります。

 ひとつは、ジーザス・クライスト(Jesus Christ)であり、

 ひとつは、ジャパン(Japan)日本である。

 2つのJ-イエスと日本- そのどちらをより多く愛するか、自分は知らない。

 自分はイエス(Jesus)を信ずるが故に、日本人に憎まれ、また余りに日本的であるが故に、
欧米宣教師に嫌われる。


 しかし、私は2つのJ-イエスと日本-を失うことはできない。


 「われは日本のため

  日本は世界のため、

  世界はキリストのため、

  すべては神のため」

 日本人はいま自分の価値についてすごく意識が低くなっています。

 私は価値があるというアンケートへの答え。
 
 アメリカ 89.1パーセント
 中国   87.7パーセント
 韓国   75.1パーセント  
 日本   36.1パーセント

 その価値意識は、40歳~70代が以前の調査ではあるとの答えが66パーセント、若い世代は78パーセントもあったのに、今では36.1パーセントと低くなっています。
 
 聖書は、「あなたはわたしの目には高価で尊い。わたしはあなたを愛している」(イザヤ書43:4)とあります。

また、「人は、たとい全世界を手に入れても、まことのいのちを損じたら、何の得がありましょう。そのいのちを買い戻すのには、人はいったい何を差し出せばよいでしょう」(マタイの福音書16:26)

 人間(その国民がどこであっても)の尊厳は、全世界よりも尊く愛された存在なのです。そのため全能の神は、全人類を愛しイエス・キリストの十字架により罪を贖い、地獄行きの人間を神の子とし、永遠のいのちを与え天国行きの切符を与えてくださるのです。

 自らのいのちの尊さを理解する時、相手の尊さも理解し、愛と許しの平和が与えられるのです。全人類が平和を求めています。全世界が、「主の祈り」を祈れる毎日であればと願いながら、今日もまた天国の一日です!

ヨハネの福音書3:16 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
 

主の祈り

天にまします我らの父よ
願わくは
み名をあがめさせたまえ
み国を来たらせたまえ
み心の天に成る如く地にもなさせたまえ
我らの日用の糧を今日も与えたまえ
我らに罪を犯す者を我らが赦す如く我らの罪をも赦したまえ
我らを試みに遭わせず悪より救い出したまえ
国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり
アーメン