５０年ぶりの同窓会

友あり遠方より来る、また楽しからずや。

　鹿児島県・種子島の星原中学に片道９キロ、３年間毎日休まず通いました。本来は古田中学が通学区でしたが、変わり者の父がお前は星原へ行けと勝手に決めてしまいました。越境入学はかっこいい場合が多いのですが・・・。かっこ悪い中学時代でした。山の中から漁師港町へ。それだけで方言も違い、気質も違います。ものを言えば方言が違うから笑いを誘う。それをギャグとして笑いを取れば面白い！と、人気者になれたかもしれません。が何しろカッコ良くと思っていた少年時代です。方言を使うのをやめました。
　結果、方言なまりがほとんどなくなり、３２年間ＡＢＣラジオ牧師として比較的標準語で話してきました。
　歌も歌わない、スポーツもしない子どもでした。中学２年担任は音楽と体育と美術の教師。お前本物の音痴だな！と大声で言われたけれども、音楽は歌うだけではない鑑賞する喜びがあると、「新世界交響曲」を聴かされ音楽好きになりました。長年、賛美歌と聖歌の世界ですが・・・・。
　スポーツも長い距離を歩いてくるから持久力ががるだろうと、長距離ランナーに抜擢。しんどかっただけだが・・・。
　東亮吉先生は、物言わず、歌も歌わず、スポーツもしなかった少年が、３０年後再会したとき、牧師になっていたのに驚き、しかもアフリカまで宣教に出かけているのを知り、「サバンナに愛の光・永遠に」＝榮義之牧師物語＝という小説を近代文芸社より発刊(絶版！）
　先生も４年前、アーメン信じますと祈ってくれました。
　国語の教師に読む喜びを教えてもらいました。昨年、種子島でお訪ねする機械があり、いイエス様信じますアーメンと祈ってくれました。
　たくさんの良い思いでがいっぱいの星原中学時代に、聖書のことばを思います。

　神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。ローマ８：２８

星原中学の方、種子島の方、コメントお願いします。東亮吉先生をご存知の方もよろしく。

あなたがたは、地の塩です

あなたがたは、地の塩です。もし塩が塩けをなくしたら、何によって塩けをつけるのでしょう。もう何の役にも立たず、外に捨てられて、人々に踏みつけられるだけです。マタイ5:13

その人がいるだけでホッとするときがあります。いるだけでイライラさせてしまう場合もあります。イエス様は、「あなたがたは、地の塩です」と、人間の存在の意味を教えてくれました。塩けのある存在、なんてステキな表現でしょう。
　塩は生活の必需品です。
　・食料に味付けをします。
　・腐敗から守る防腐剤です。
　・医学的な意味（古代では新生児のからだを塩でこすったそうです）もあります。
　・宗教的価値（きよめの儀式には古今東西塩を用います)も。
　　
　あなたがたは、地の塩ですとの教えにも同じ意味があります。
　・クリスチャンの存在は、この世を腐敗から守ってきよめることにあります。ブログの中でもそうなれ　ればいいなあと思います。
　紀元前１０００年前のエリコの水は、流産を引き起こす悪い水でした。(旧約聖書Ⅱ列王１２：２１）　預言者エリシャが塩をその源に投げ込んだとき、その水はきよめられました。３０００年後の今日でも　パレスチナ人の住むエリコの水は清さを保ち続けています。
　
　・クリスチャンの存在は、この世に喜びの味付けをします。苦虫を噛み潰したような頑固なクリスチャ　ンにならないよう、喜びと感謝にあふれて進みましょう。９３歳で天国に帰って行った老齢のクリスチ　ャンは、病院でいつも感謝!感謝！といい続けました。お医者さんに感謝、看護師に感謝、介護士に感　謝、お掃除してくれることに感謝、見舞いに来た牧師に感謝!　たとえ死の陰の谷を通ることがあって　も恐れません。主がともにいてくださるからですと、７７歳でバプテスマを受けてクリスチャンにな　　り、最後まで感謝”感謝で天に帰りました。
　　病院でも、「こんな往生みたことがない」と医者も、看護師も感動しての臨終でした。

　・塩味のきいたことば
　　あなたがたのことばが、いつも親切で、塩味のきいたものであるようにしなさい。そうすれば、ひとりひとりに対する答え方がわかります。コロサイ4:6

地の塩としての存在です。塩は味をつけるときも、防腐剤としての役割を果たすときも、薬として使用されるときも、その存在をこれ見よがしにはしません。塩の存在は見ることができません。それでいいのです。隠された存在です。コマの心棒みたいなものですね。心棒がないとコマがまわらないように、クリスチャンの存在が世界の平衡を保っているのです。

　役に立たない塩にならないよう、聖霊に満たされて今日も静かに前進です。ハレルヤ。