父の日

　昨日は父の日。私たちの教会は、兄弟＝男性の日と呼びます。（五月の母の日は姉妹＝女性の日）
　子どものいない方や未婚の方もいるからです。
　全員前に出てもらい牧師が祝福の祈りをし、ささやかなプレゼント(最近はステラおばさんのクッキー)を、可愛い子どもたちが手渡しします。
　最年長の方が代表で感謝の挨拶、大きな拍手に包まれながら席に戻る、小さな幸せのときです。
　初めて参加した６８歳の方は数年前離婚し、子どもたちからも縁を切られた状態で、誕生日も父の日も長年祝ってもらえませんでした。長年断酒会の会長もしていましたが、公の場も退いたので付き合いもなく孤独な日々でした。誘われての礼拝参加でしたが、８歳のとき少しだけ日曜学校に通ったこともあり、６０年ぶりのキリスト教会出席でした。
　父の日のプレゼントに苦労のしわも喜びに輝き、クリスチャンになる決心をしてお帰りでした。ささやかなプレゼントと祝福の祈りを喜んでくれる方々に、大いに幸あれと祈っている今朝のひとときです。
　昨日は予想以上に男性の方々が多く出席(特に大阪エリムは父の日が男性の日として祝ってもらえることを知らない初めの方々)、娘はプレゼントの準備にために走り回り、祝福の時間にやっと間に合いました。
　最高のプレゼントは、神からの贈り物です。初めての方々もその神からのプレゼントを受け入れてくださいました。クリスチャンたちはその言いがたい賜物に心から感謝しました。

　神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。ヨハネ3:16

すべての良い贈り物、また、すべての完全な賜物は上から来るのであって、光を造られた父から下るのです。父には移り変わりや、移り行く影はありません。ヤコブ1:17

私たちすべてのために、ご自分の御子をさえ惜しまずに死に渡された方が、どうして、御子といっしょにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがありましょう。ローマ8:31

求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。
だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。

あなたがたも、自分の子がパンを下さいと言うときに、だれが石を与えるでしょう。
また、子が魚を下さいと言うのに、だれが蛇を与えるでしょう。

してみると、あなたがたは、悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与えることを知っているのです。とすれば、なおのこと、天におられるあなたがたの父が、どうして、求める者たちに良いものを下さらないことがありましょう。マタイ7:7-11

ことばに表せないほどの賜物のゆえに、神に感謝します。Ⅱコリント9:15