ハナシノブ科フロックス属。 常緑多年草。 花形や匍匐性などから芝桜と名付けられた。 葉は1㎝程の小さく披針形で硬い。よく枝分かれし地面を覆い尽くすように密生する。また、寒暑や乾燥にも強く、常緑のため、芝生代わりに植えられることがある。 別名:ハナツメグサ(花詰草)。 神奈川県(渋田川堤)、愛知県茶臼山高原や山梨県富士の伊勢原市が芝桜が有名。 草丈10~15㎝。 原産地:北米原産。 日本へは江戸時代末期~明治の初期にかけてヨーロッパを経由して渡来しており、観賞用として広く栽培されています。 一株で50㎝程に広がります。 英名は「モスフロックス」、苔状のフロックスの意味。 同属をまとめてフロックスと呼ぶ。花期をずらして混植されることもある。フロックス・ストロニフエラ(ツルハナシノブ)、 フロックス・ドラモンデー(スターフロックス)、フロックス・パニクラータ(ライオンソウ、クサキョウチクトウ)等があるが、踏圧には弱いので人に踏まれない場所が適しています。 開花期:4月∼5月。 桜に似た形の淡桃、赤、薄紫、あるいは白の花を咲かせる。 常緑性ですが冬場は葉が茶色になります。 耐寒性があり、病虫害もほとんどなく育てやすい植物です。 4月22日の誕生花。 花言葉:「臆病な心」、「合意」、「一致」、「忍耐」、「燃える恋」、「華やかな姿」、「一筋」、「煌めく愛」。
写真 シバザクラ(芝桜)(3月2日・道の駅・滝山) 晴
写真 シバザクラ(芝桜)(3月2日・道の駅・滝山) 晴