狸便乱亭ノート

抽刀断水水更流 挙杯消愁愁更愁
          (李白)

百万円のウィスキー

2007-09-05 21:09:39 | 阿呆塾
 Livedoor ハイクブログにこんな句が載った。
『レッドなら 何本買える 百万円   艦長』

句の説明[サントリーが100万円(700ml入り)のウェスキー を限定販売するそうです。学生の頃、お世話になったレッドなら、一体、何本買えるのでしょうか。]

 ボクはこれは2005年5月の頃の話だとはかり思っていた。ネットで調べても確かにそう書いてある。1日で完売したと言うことを、当時の新聞記事で読んだ覚えもあった。

 艦長さん随分古い話をご存じだなと思って、さらによく調べたら、100万円ウヰスキーでは味を占めたものと見える。確かに今年(2007.4.20~)も「響35」を限定発売していたのだ。

これは、人間国宝の徳田八十吉氏が焼き上げた九谷焼をボトルにしたウィスキー「響35年 三代徳田八十吉<耀彩瓶 碧陽>」のことだそうで、(700ml入り)を、希望小売価格100万円で150本限定で発売することにし、2007年4月20日から酒販店やデパートで予約受付を始めた。というものである

そうとは知らず、艦長さんに返句をしてしまった。
『一日で売り切れ百万円の酒    谷人』
句の説明[目下1千万円のウイスキー発売準備中  (株)サントリー]

 この「100万円のウイスキー」の話題は、当ブログに落書きしたような気もするので、バックナンバーを調べたが、見つからない。小生のブログは2005.7からだから、勘違いだったかもしれない。
まあ。ダブってもしょうがない、折角新聞記事切り抜きが見つかったのだからと、大急ぎ復刻を試みた。

 
樽の中で50年以上も熟成させたという国産ウィスキーが11日(2005.5)、1本(700ml)100万円(税別)売り出された。サントリーの「山崎50年」=写真=で、同社によると熟成期間は国産で最も長く、値段も最も高いという。
 発売数量は50本限定。酒屋やデパートなどで予約を受け、6月下旬から発送する。国産ウイスキーは1本1500円~2500円のものがよく売れている。同社は「一生に」一度は飲んでみたいという人は少なからずいる」と期待している。
 これまで国産で最も熟成期間が長かったのは2000年に同社が発売した「ザ・センチュリー40年」の40年。最も高価なのも同社が02年に発売した「響35年」の100万円。これは人間国宝の13代目今泉今右衛門作の有田焼ボトル入りで、ウイスキーだけの値段は山崎50年が高いという。
(2005.5.12付朝日新聞)

 今回の「響35」まだ予約席に空席があったら、2本も注文してみっか、妻と大笑いしたのであった。


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