![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/1c/41ab9d219096a690e808c9d11aa6d88c.jpg)
町から『「○町長寿福祉計画・第4期介護保険事業計画」策定に関するアンケート調査 調査書在中』というA4版用の大型封書が届いた。(無作為抽出だそうである)
質問の項目は分からないことが90%。一例を挙げれば、オレがいくら介護保険料を支払っているのか分からなかった。アンケートでは、「知らない」の項目にレ印を付けるのが、良いんだろうけれど、役場に問い合わせ初めて知った。
最後に、「その他要望事項」の欄がある。
あまり大きな欄ではなかったが腹たち紛れにぎっしり書き込んだ。
聖路加国際病院理事長・日野原重明氏の朝日新聞「be」記事を引用した。
『まず、「後期高齢者」という老人に対して差別的ともえいるお役所用語を撤回してほしいことです。
近年、「老人」という呼び名は敬遠されて「高齢者」が一般的になっています。しかし「老」という言葉は、「長老」「老師」など尊敬の念をこめた言葉に使われています。老人の「老」は、長い人生の過程で得られた知恵を持つことを意味しているのです。
65歳以上を老人としたのは半世紀も前のことで、当時の日本人男女の平均寿命は70歳にも満たなかったのです。現在では80歳を超えています。老人という用語を適用する区分を底上げして75歳以上としても差し使いないと思います。
後期高齢者医療制度導入後に75歳以上の人が払う保険料は、低所得者ほど本人負担が増すと言う実態が、最近の厚生労働省の調査で報告されています。さらなる不平等を生む現行のやり方は廃止されなければならないと思います。』
書き込み欄が小さいのでここまでで打ち切った。
書きたかったのは次の事である。
しかし、高齢化傾向は今後ますます進み、老人にかかる医療費が増え続けることは明白です。付け焼き刃な制度で国民に負担を強いる前に、もっと工夫の余地はあるはずです。
一つの提案として、自衛隊の維持費や駐留米軍への思いやり予算など軍事にかかる費用の一部を回してはいかがでしょうか。 平和憲法を守るためにも、よいアイデアだと思います。
戦後、日本は戦争を否定して平和憲法を作るという思いきった政策を打ち出しました。平和を目指すことにおいて世界の先端を走るという憲法上での約束を実践することに、今後も国の運命をかけるべきです。暴力による生命の破壊の続く今日の世界にあって、日本人の健康問題も平和への国家的行動と関連づけて考えるべきなのです。