狸便乱亭ノート

抽刀断水水更流 挙杯消愁愁更愁
          (李白)

皇帝ダリア

2009-11-26 21:26:57 | 日録
           

敬愛のyahooブログ〝純情乙女のはりきり日記〟に、「皇帝ダリア」についての、3回に亘って詳しいエントリーがあった。ボクはこれまで、この花の名前すら知らなかったし、関心もなかったから、数年前近所の「村の豆腐屋」さんの庭に大きな植物の樹の植えてあったのを見たとき、
「小さな孫芽からでも直ぐ大きくなりますから、差し上げましょうか?」と店のおばさんに言われても、そのまま聞き流しすっかり忘れてしまった。
今考えると、そのときはまだ花の咲かない時季だったので、どんな花なのか知らなかったのだろう。
今日急にその事を思い出して撮りにいったものである。こうして眺めて見ると決して想像していたようなエキゾチックな花ではない。むしろ可憐であり、花の彩りはロマンチックな感触である。
 同じ「皇帝ダリア」をアップして撮ったみた。中天に上弦の白い月があった。 

 さて土曜日の今朝、2週間振りにZ寺の「朝詣りの会」に出席した。
先週土曜日の21日には、信州長野への「リンゴ狩り」のため欠席したからである。
 2週間も経つと、日出の時刻が、約10分ぐらい遅くなり、家を出る時はまだ薄暗かったが、暖冬異変(?)気温は7~8度もあった。セーターだけで、寒さを感じなかった。
境内の銀杏の大樹が絵に描いたように鮮やかだった。
読経を終え、朝茶が振る舞われて解散するのだが、カメラを新調した珍しさも手伝って、帰り際大銀杏をパチパチ撮った。
気が付くと、庫裏の前の松の植え込に隠れて、薄紫の彩色が目に入った。
紛れもない「皇帝ダリア」だったのである。
朝詣り仲間の○子さんも、銀杏の下でデジカメを弄っていたから、手招ぎして「皇帝ダリア」を示したら、彼女も初めて見る花だそうある。勿論花の名前は、ボクがありったけの講釈をした。何枚も撮ったみたいであった。


首相動静 (付録谷下山房日録抄)

2009-11-17 16:50:53 | 日録



11月13日(金)
首相動静
【午前】
8時25分、国会。30分、閣議。59分、官邸。
9時54分、皇居。天皇、皇后両陛下ご即位20年宮中茶会に出席。
11時39分、官邸。
【午後】
0時1分、東京・永田町の赤坂東急プラザ。レストラン「オリガミ」で幸夫人、松野官房長官夫妻と食事。52分、官邸。
4時9分、福山外務副大臣、外務省の杉山地球規模課題審議官。
6時42分、官邸玄関でオバマ大統領を出迎え。46分、日米首脳会談。
8時33分、共同記者会見。
9時13分、公邸。14分首相主催の夕食会。
10持40分、公邸玄関でオバマ大統領を見送り。

小生動静日録
【午前】10時より鉛筆画講座。柚子を捥いで、講座のある町民活動センターに行く。オレが最後なり。2人が欠席した。I兄(オレと唯一の男性軍なり)も、T代さんも、宿題をきちんとやってきている。宿題をやらなかったのはオレばかりなりき。宿題のエンピツ画は講師の先生が、オレを除く4人の作品を、1人ひとりボードに貼り付けて峻烈な講評をした。
柚子は皆さんに差し上げた。
 【午後】はパソコン同好会。オレ他3人なりき。
帰り階下のショッピングセンターにて妻に頼まれた買い物をなす。今日も親戚のKさんに遇えり。
  
ポン酢             135円
サンマ50×3         150円
           
納豆              98円   
豆腐              48円 
ワカサギ佃煮          208円
黒霧島(アルコール燃料)   1580円
計              2219円

 明日雨なりと言う予報なので、T代さんに、
「明日雨らしいので、朝詣りに行くのにそちらを廻ってやっか?」と訊ねたら、
「明日はK先生グループの短歌会や、他の諸々の行事が重なってしまって、疲れるから朝詣りは休みますので、皆さまにお伝え下さい」という返事だった。
20時アイツとささやかな食事会。
22時読書。「八甲田山死の彷徨」再読。

天皇陛下万歳 !!

2009-11-12 20:54:59 | 日録


  天皇陛下の即位20年祝う記念式典の様子を偶然NHKテレビニュースで見た。
 最後に鳩山総理大臣の発声で「天皇陛下万歳!」を三唱して式典は終わった。
 私はこのテレビ画面を見て、この時ほど異様な感覚に襲われたことはない。
 子供の頃から「天皇陛下万歳!」は、戦場の兵士が息絶える時の絶叫であり、誰もがそうするものとの教育を受けて来たからである。
 そして、更に天皇皇后両陛下が、61年前の7月日本守備隊が最後の「バンザイ突撃」を敢行して玉砕したサイパン島を訪問された時の、
「バンザイクリフ」の絶壁の海に、深々と頭を垂れ黙祷を捧げる両陛下の後ろ姿の写真を思い起こさずにはいられなかった。(05年6月28日)

 式典を終えた夕方には、皇居前は「国民祭典」に打って代わり、集まった約3万人のお祝いに両陛下がお応えになったという。
 


秋の叙勲

2009-11-09 21:02:15 | 阿呆塾
             
くんしょう 勲章 国家の功労者に対する名誉の表章。栄典制度のひとつ。明治憲法下の栄典制度には、爵と位と勲章があり、勲等に応じて勲章が授与された。現在の勲章制度は明治初年西洋制度と様式にならったものである。
【勲章の種類】大勲位菊花大綬章は偉勲あるものに授与されるもので、大勲位菊花大綬章の他に1888年(明治21年)新たに頸飾(くびかざり)を制定し、これが日本の最高位の勲章となった。旭日章は勲位あるものに授与し、勲一等には旭日大綬章のほかに旭日桐花大綬章があって、とくに勲功顕著なものに授与することにした。
(世界百科事典(7)1965年8月10日初版発行1971年発行 平凡社)による。
秋の叙勲のうち旭日大綬章受賞者は次の方々である。
   旭日大綬章
 臼井日出男 (元法務大臣)      70
 瓦   力 (元建設大壬) 72
 才口 千晴 (元最高裁判事) 71
 佐藤 剛男 (元法務副大臣) 72
 張 富士夫 (元トヨタ自動車社長) 72
 津島 雄二 (元厚生大臣) 79
 津野  修 (元最高裁判事) 71
 仲村 正治 (元内閣府副大臣) 78
 野村 明雄 (元大阪ガス社長) 73
 箕浦 宗吉 (元名鉄社長) 82
 森山 真弓 (元法務大臣) 81
わがイバラッケン県内では叙勲の受賞者が3日付で発令され100人が選ばれた。このうち、民間などで顕著な功績を挙げた19人に旭日章、国や地方の公共敵職務に長年従事した81人に瑞宝章が贈られる。
うち旭日章の受賞者は、19人中12人が元県議、市議、町議、村議である。
なお、旭日大綬章受賞者は11人中6人までが、元大臣、副大臣で、2人の方が元最高裁判事である。