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企業に農業参入を働きかけている牛久市に、大手スーパーのイオン(千葉市)が農業参入することが決まり、22日、同市役所で協定締結式が行われた。同社は新会社「イオンアグリ創造」(藤井滋生社長)を今月10日付で設立。同市井ノ岡町の農地約2・6㌶で、キャベツやコマツナ、トウモロコシなどを生産していく。同社が新会社で農業参入するのは全国で初めて。
同社の参入は、牛久市が2008年末に農業参入PRパンフレットを配布したことがきっかけ。国の特定法人貸付事業制度を活用して、市から農地を借り受ける。同社は「茨城県は首都圏有数の農業産地。中でも牛久市は交通アクセスがいい。それに加えて、市の情熱や環境に対する姿勢、支援体制などを総合的に判断した」と参入理由を説明した。
農地となるのは、同市が耕作放棄地対策として再生した遊休農地約7・6㌶の一部。契約は5年間。作物によっては9月に作付けし、今冬販売する。初年度は収量約300トンを目標とし、主に県内や首都圏の「ジャスコ」15店舗で、プライベートブランド(PB)野菜として販売していく。
同日の協定締結式には、池辺勝幸市長と、イオン本社の岡内祐一郎執行役、藤井社長らが出席し協定書を取り交わした。藤井社長は「安全安心で生産者の顔が見える農業を目指していきたい」と話した。(茨城新聞ニュース)
この風景の田圃は、イオンの農業参入とは全く関係のない拙宅周囲に連なる水田地帯である。幾ヘクタールあるのか小生にはとんと見当がつかないが、この水田農作業は、代掻から、植え付け、収穫まで4~5人の人でやってしっまうのである。
勿論農地は数多い個人農家の所有地であるが、自ら手をかけて農業を営んでいる専業農家は、ボクの知る限り数人に過ぎない。
まだ田圃だからそれでも採算がとれるらしい。
ボクの村には牛久市のような纏まった畑の遊休農地は少ないと見るが、種々の補助金、農業に絡む諸々の助成制度を活用すれば、魅力ある産業になるには違いないだろう。