車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

モチベーション維持

2019年05月21日 00時09分57秒 | 日記
実は今年、海外遠征に関しては非常事態が発生している。

例年のように、希望する国際大会へ希望通りに行けなくなっているのだ。

それは、開催国協会から各国の協会へエントリー数が「いくつまで」と制限された状態となっているから。

明確な理由は分からない。

パラ選手の場合、特に車椅子選手となると、宿泊施設や送迎手段も限られてきて当然なので、そのキャパにも限界があるだろうし、パラリンピック前年となるワールドツアーでは特に各国のエントリー数も増加して不思議はないので、公平を保つ点から国際卓球連盟がそういう判断をしたんじゃないかなぁと個人的には思っている。



それは仕方のないこと。



だけど、選手としては、チャンスが限られてくるわけだし、その僅かなチャンスに向けてしっかりと取り組んでいなければならない。



ただ、試合が目の前にないと、次の大会が明確ではない状態だと、試合に向けて行うはずの練習が、練習のための練習になりがち。

「打って楽しい練習」だけをし兼ねない。

それが超危険。



そんなのは単なる趣味や運動でしかない。



練習をして、積み重ねたものを「試す」場が必要不可欠で、それを試し、評価と改善をして、再度試す・・・

僕の今はその「試す」が乏しい状態なのだな。



ということで、武者修行に行こうかなと思う。

といっても実際の試合とは異なりあくまでも練習でしかないから、それ以上のものは望めないだろうけど。

でも、いつもと違う相手と打つことで、試す場は得られるはず。



出来れば、海外の選手と打ちたい。

海外へ練習に行きたい。

でもさすがにパラ前年はどこもナーバスになっているはずだし、自分にそれだけの価値が無ければ受け入れてももらえないはず。



とにかく、いろんな人と打って、いろんな技を試し、質を高めていくしかないのだ。



幸い新しいアイデアはどんどん浮かんでいるし、それを行動にも移せていて、今現在の活動はとても充実したものになっている。

先が楽しみで仕方ない。

でも、積み重ねたつもりのものがちゃんと積み重なっているのか、有効なものなのかをちゃんとチェックし調整していかなきゃならない。



無いものねだりとか強欲だと言われるかもしれないけれど、「世の中の 人は何とも 言わば言え・・・」ってやつで、僕は目標をもって活動しているわけだから、遠慮することなく、それこそ邁進していかなきゃならない。



とにかく、ちゃんと前を向いて、しっかりと行動していかなきゃならない。

「試合が無いから」

「海外に行けないから」

は、単なる言い訳に過ぎないな、きっと。



ということで、幅広い練習相手を求めて、活動をワイドに行う。

しっかりと思う動きが出来るように、まずは毎日をちゃんと積み重ねていくのだ。

海外のあいつらに思い知らせてやる為に!