GOCCIのオトコヲミガク旅(w)

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「ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた」観てみました。

2007年09月20日 | *映画*MOVIES*


「ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた」観てみました。



この映画も、飛行機の機内放映で観ました。日本での公開は11月17日(土)からの様です。

アメリカ南部の田舎のダイナーで働いているウェイトレス達の日常を描いているちょっと地味目の映画なんですが、なんとなく最後まで飽きずに観てしまいました。

主人公の「ジェンナ(ケリー・ラッセル)」は病的に嫉深い夫「アール(ジェレミー・シスト)」から傍から見てても嫌になってくる様な「DV」を受けたり、婦人科医の「ポマター(ネイサン・フィリオン)」と不倫関係になったりとか、なにか心に動きがあったとき、現実を離れとてつもないイマジネーションで突拍子もないレシピを思いつき「飛びっきりのパイ」を焼く「不思議ちゃん系」のウェイトレス。

美しくない「同僚ウェイトレス(小さい方)」の恋愛ストーリー、美しくない「同僚ウェイトレス(大きいい方)」の以外な秘密、ダイナーのオーナーとジェンナとのすこし心温まる交流、嫌いなアールとの間に子供が出来、紆余曲折の末、女の子を出産し、啖呵を切って自立してゆくジェンナなどなど、エピソードには事欠きません。

平和で田舎の小市民的な「ダサさ」を醸しだす同僚ウェイトレスとの罪のないやり取りや、優柔不断でまじめな婦人科医との滑稽な不倫騒動や、アールの「KYなクラクション鳴らし」や、彼女の「疲れた顔」がこの映画のマイナー感やシュールな雰囲気を増幅させているように感じました。

泣ける映画でも、楽しくなる映画でもないんですが、何か不思議な魅力のある作品でした。






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