代々木公園で「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」を撮ってみました。
OLYMPUS E-P2 + LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8
この所、皆さんのブログにお邪魔すると、季節柄「曼珠沙華」の素敵な写真がたくさんUPされていて、拝見しているうちに触発されてしまい、無性に撮りたくなってしまいました(w)
そう言えば、代々木公園で以前咲いていたなと思い出し、ダメ元で行ってみたら、辛うじて見頃ギリギリの一群が残っておりました。
暗いところに咲いていて、「ISOオート」で撮っていたら、1600とか、かなりの高さで撮影されていて、相当ノイズが乗っちゃっていますが、取りあえずUPさせて頂きます。
「ヒガンバナ(彼岸花)」はヒガンバナ科ヒガンバナ属の北海道~九州・沖縄に分布する多年草。もともとは古い時代に中国から入ってきたものが帰化したようです。名前はそのまんまで、何の捻りも無く、秋の彼岸ごろに花が咲くことからの命名のようです。
OLYMPUS E-P2 + LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8
「曼珠沙華」と言う別名は、サンスクリット語で天界に咲く花という意味で、吉兆として赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ているようです。
OLYMPUS E-P2 + LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8
この花は植物全体が有毒で、特に「球根(鱗茎)」にアルカロイド(リコリン)を多く含んでいる様で、誤食した場合は、吐き気、下痢、ひどい場合には中枢神経の麻痺で死に至る事もあるようです。
OLYMPUS E-P2 + LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8
また、有毒植物ではあるんですが、戦時や非常時においては「球根(鱗茎)」を水に晒す事により、無毒化し「救荒植物」として利用されていたようです。
OLYMPUS E-P2 + LUMIX G VARIO HD 14-140mm/F4.0-5.8
この花は、彼岸の頃に咲き、その有毒作用により「土葬した死体」をモグラや野ネズミなどから守るため墓地の近くによく植えられていたそうで、そんな事から「死人花」「地獄花」「幽霊花」「毒花」「痺れ花」等の呼ばれ方もされているようです。
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