この間まで、最高気温10度くらいが普通だったのに、日中20度にもなって、汗かいて鼻かんでゼイゼイ。
この分だと桜も早くに咲きそうだ。
ドラマ「銭ゲバ」終わりましたねー。
最終回の、こうだったら良かったのにと、今までの出来事を真逆に回想する造りが面白く、また胸につまされました。
風太郎=松本ケンイチさんは、長回しに耐えられ、見ていて飽きない俳優さんであることを変わらず確認出来たです~。
その銭ゲバを見て思い出したのが、大昔の少女漫画「孔雀色のカナリア/美内すずえ」。 (角川ホラー文庫「人形の家」に収録。)
私生児として生まれ、惨めな生活を送っていた亜紀子は、生まれた直後、裕福な家に養子に出されていた双子の妹・優子になり替わり、あこがれていた世界を満喫する。
しかし、優子に化けた亜紀子が、本来付き合っていた優等生ではなく、校内の問題児を好きになってしまったことが、転落のきっかけになるのだった。
孔雀を殺して、その羽を身につけ、鳥の国の王を装うカナリアの創作童話が、タイトルに使われた通りに、いいアクセントになってます。
もろ昔マンガのつたない表現があるものの、野望の為に手を汚し、破滅していく主人公は昔も今もあまり見かけないので、なおさら印象に残っているのでしょう。
こうゆう話もドラマで見てみたいなー。
孔雀…も何となく読んだような覚えているような。。。
弟が血友病だった王女様の話とか、懐かしいなあ。
73~74年制作なので、絵の出来もさることながら、ぶっ飛んだ話展開に突っ込み所満載。
そこがまた、足りない所を勝手に想像できて、面白いと思うのです。