漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

波乱の親睦会(7/13) 痩せた作家とおデブな哲学者

2008年09月21日 10時39分31秒 | 第10話/波乱の親睦会

この物語は基本的にはフィクションです。
史実と創作がごっちゃになっていますのでご注意下さい。 

 いつも難しい事を考えて、難しい言い回しをしているがために、
「哲学者の人はみんな痩せているのでは?」と想像してしまいます。
確かにソクラテスさん(前469-前399)やジョン・ロックさん(1632-1704)は痩せているのですが、
ヒュームさんはもーとってもとっても太っていました。

 ハリソンさんが前にウォルポールさんと会った時(第8話/「標的」)、
漫画の中には描かれていませんが、ヒュームさんについての話題が出て、
ウォルポールさんは友人同士だから紹介してあげるとハリソンさんに
約束していたのでした。


俺、中島義道の学術的じゃない本とかは時々読んで、
分るよーな気がしたりはすんけど、
ゴスヲタオヤジのお友達のメタボ哲学者が書いたっていう「人性論」を読んでみようとしても、
言ってる事が全然分んなくて前へと進めねー。

わたしもー。用語の説明の段階で分んなくなるー。

私も眠ってしまうわね。
ヒュームさん、20歳から太り始めたんですって。
それまでは背が高くて神経質だったらしいわ。


じゃ、今のハリソンさんと似ていたのかしら?

俺、ゴスヲタオヤジが善人なのか、悪人なのかも分かんなくなって来たぜ。

わしの予想では、ハリソンの「提案」とやらは、
残念ながら空回りに終わりそうじゃの…。



次週は、ハリソンさんの提案に対する、ヒュームさんの反応。
ウォルポールさんがルソー氏に対して思っている印象について。

〈次回の更新は9月27・28日の予定〉


この記事についてブログを書く
« 波乱の親睦会(6/13) 高齢... | TOP | 波乱の親睦会(8/13) 哲学... »

Recent Entries | 第10話/波乱の親睦会