漫画/ハリソンさんはカノ紳士 Mr.Harrison is THE GENTLEMAN ― フランス通過編 ―(前半)

18世紀欧州が舞台の歴史ロマン。アヴィニヨンの薬屋小町クレールとハリソン&マルセル主従との運命の出会い。

波乱の親睦会(3/13) キ・ョ・ウ・カ・ン・できますか…?

2008年09月13日 18時09分34秒 | 第10話/波乱の親睦会

ハリソンさんとランズバーグ夫人、これから向かう親睦会会場では、
さらに親しくなって行きます。人付き合いが苦手という事が共通だからといって、
必ずしも仲良くなれると言う訳ではないので、
他にも何か共通点があるのでしょうな。


 「三つ揃え」ってなーに?

ハリソンの場合は上着とベストとズボンの事じゃ。
現代ではスーツの上下とベストじゃ。
スーツの先祖は17世紀西洋の軍服なのだそうな。
上着の裾が縮まり、首に巻くスカーフがカラフルなネクタイに進化して、
サラリーマンの服装となったのじゃ。

そういえば、「企業戦士」とか言うものね。

俺はスーツとはゼンゼン縁のない仕事してるけどなっ!
スーツ着ている男だけが社会で戦ってんじゃないぞーーーっ!!!
事務所へと行く用があって、
見てりゃ総務部長が暇ぶっこいて スパイダーソリティアしていやがった。
役職者なら一般社員より怠けてんじゃねぇよ!

ホント。課長さんよりパートのオバちゃんの私の方が、
重い物も持ってよっぽと忙しく働いてるのにどうして?

― って思う事がよくあるわ。

このままじゃ、「明治維新」と「第二次世界大戦敗北」に次ぐ
 大革命の嵐が平成のニッポンで吹き荒れちまうぜ!

総理大臣さんもついに疲れて辞めちゃったしね。
 「篤姫」が大ヒットしているのも革命前夜の時代だからなのかしら?
フランス革命が舞台の「令嬢テレジア」もお姐さんやオバサンの間で人気あるしね。


まあ~、4方はスーツのお話から社会問題の話へと発展してしまったようですな。
今日の続きは明日。





 

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