ただ今夕方の6時半、東京は雨、雹が降るかもしれないという状況で竜巻やら地震やら、なんだか日本の自然現象が恐ろしいですね。人の力ではどうしようもない大きな力が働いているように感じるのは私一人でないと思います。ひょっとして我が日本民族はおてんとうさまからお仕置きを受けているのではないか、子供じみていますがどう見ても今の日本社会と政治は世界に悪影響を与えていると感じざるを得ません。外に営業活動に行くと明るい話があまりありません、皆が自己を中心に行動しすぎではないかと感じることが多々あります。そういう自分もどうなのか、おてんとうさまに聞きたいものです。
昨日このブログに確定拠出年金のことを書きましたら早速本日の日経トップに政府の確定拠出年金拡充策が掲載されていました。少々驚きましたが、内容を読むと私が今まで提案してきたことで当然、当然という内容ですがこのたびの件法律改正ではなく政省令の改正で可能なことで実現性が高く多少は評価できますがまだまだです。この確定拠出年金制度は我が国独特の制度として、特に中小企業に有利に活用される制度として構築されなければなりません。大企業と中小企業の社員の生涯収入の是正、起業率のアップ、本当の意味でのポータビリティー制度の構築、日本の経済を支えている中小企業向けに制度を運用することで経済の活力にもなりえます。この点をこのたびの政府案は含んでいるか、残念ながら含んでいません。私がことあるたびに提唱している①中小企業の加入者は運営管理費用をゼロとする。②運営管理機関は中小企業では一つにする。③中小企業の社員はある程度のペナルティーで中途解約を認める。④中小企業の加入者の非課税掛け金額を年間150万円程度にする。日本経済の成長は新しい産業を創造し雇用を増やしＧＤＰを巡航速度にすること、つまり中小企業で頑張ることでチャンスが芽生えること、これが経済活性化に必要です。大企業は組織の論理がはびこり、新規性や創造性が発揮できるとは今の社会では考えられません。制度を変えることで若者や馬鹿者、よそ者を中小企業に呼び込み金銭的にも精神的にも爆発する企業を多く輩出する社会になれます。
時代の流れが大きく変わろうとしている今、時代の変化に対応できていない制度で苦しむのは現役の社会人です。業界の盛衰や雇用の流動化、働き方の多様化と言われていますがこの変化に制度が硬直過ぎて対応できない結果、何事も進まない。そういう時代です、一例をあげると会社を辞め確定拠出企業年金を脱退すると個人型に移行できない場合、変な条件を満たさないと積み立てたお金が換金できない。そのままにしているため残ったままで毎月50円ぐらいの口座管理料をひかれている口座が20万件、資産残高600億円らしいです。らしいというのは発表されていないためですが一般の人にはわかりません。一度取材に行こうと思いますがこれは銀行の休眠口座と同じ現象です。これでは確定拠出年金制度を導入した意味がありません。こういうことから一つずつ声を上げて改革するための行動をしていかないと何も変わりません、日本人の「付和雷同」も平和な時ならご愛嬌ですが、今の時代「どげんかせんか！」と誰に言ったらいいのでしょうか？
3日の夜に3泊4日の中国、北京、天津を周り日本に帰りました。これからおいおい勝手にこのブログで書くことになるでしょうが一言でいうと「勝負あった」という感じですね。まだ表側からしか見ていませんが中国の勢いと変化、あと人の熱気には到底かなわん、という感じでした。4,5年前上海から無錫へ参り中国の地方都市へ行きましたが、そこはまだイメージしていた通り、でもこのたびの北京、北京から10分に1一本の高速電車で天津、きれいだし早い。高速列車のガイドさんもきれい！兎に角若者が多い、地下鉄を利用し移動しましたが、中国の方に電車の乗り方を聞かれたのには困りましたが、北京の街中は高級車、思いつくまま書きだすとこんな感じです。そして最後に帰国、羽田につきモノレールに乗ると急にモノレールの中日本人は「暗いし下向いている」。そういえば2月に7か月のスペイン滞在から帰国した娘の第一声、成田エクスプレスで「なんか、この電車、日本人暗っ」でした。その時は「そりゃ、陽気なスペイン人と比べれば・・・」でしたがなんとお隣中国の方と比べても同じです。明と暗、この差は益々広がることに（すみません）確信を持ちました。ただし、日本の企業は益々鍛えられ強くなっていますから「日経平均株価が上がることに」日本の銀行や機関投資家は理解できずまた日本の個人投資家は投資信託で損することになりそうです。とにかく日本の斜陽産業、金融機関が機能していないことが「第四次世界大戦」の敗北の原因となりそうですね。