昨日厚生労働省で「企業年金研究会」が催され参加してきました。傍聴者は一切発言質問禁止、委員や業界代表者の質疑応答ですが前もって資料が出来上がっていますから淡々と進行していきます。満員御礼で蒸し暑く偶然鞄の中にタオルがあり汗拭き拭き2時間じっとがまんでした。正直言って、まああのような会議は仕方ないのでしょうが、それにしても参加者の皆様はエリートばかり、これじゃ庶民のことは分からんでしょう、という感想を強く持ちましたね。このブログ見ている庶民の方にはお伝えしたいですね、「国や企業は老後、退職後のあてにはならない」ということ、いいじゃないですか、自分のことは自分でやるしかないと腹をくくれば、本当にこの国の仕組みは大変ですよ。何か官僚を非難するのが当たり前みたいな風潮やマスコミ報道がありますが、偉い勘違いですよ。官僚が悪いのではなく官僚を指導する政治家が情けないのであり、その政治家を選んだ私たち国民のレベルが低いだけですよね。昨日の会議でも立派なしっかりした資料が出来ていましたし、本当に優秀だと思いますよ、官僚の方は、当たり前ですよ法律に則って仕事するのが官僚ですから。今の日本に無いのは「理想と夢」を追求する情熱、ではないかと思います。小さくまとまりリスクは避ける、せめて体力気力あるうちは何かに挑戦する勇気を持ちたいものです、しんどいですけどね。航空運賃、新幹線、高速道路がただになればどうですか、皆さん?夢物語ですか?実現しなくても夢は見れますよね、大体、世界で始めて公的年金制度を導入したのはプロイセンの鉄血宰相ビスマルク、何と平均死亡年齢50歳のときに、70歳まで生きたらばら色の年金がもらえる、との制度を導入。よーし将来が明るいぞ(といったかどうかは別にして)とばかりにビスマルクの人気は出るは、国民は元気になって年金を払うは、いい事尽くめ。結果?戦争でそのような約束はどこかへ・・・、でも国民は将来に希望がわいてきますよね。これ位のことを日本の政治家も考えてほしいものです。
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