3号車の組み立てにとりかかりました。これはフルインテリア仕上げとしますので、色々とインテリア関連の作業が加わります。組み立て工程と並行して、パーツを塗装しつつ進めますので、手順が複雑化します。間違えないように一つ一つ丁寧に慎重に進めることにしました。
最初に車体の箱組みからとりかかりますが、その前に各パーツの内側にある番号のモールドを消します。
番号のモールドを消しました。車内空間に無いものは突起も含めて全てカットしておきました。
車体を組み上げました。
上部のパーツはこのように前端から後端まで1つになっていますので、これを蓋のようにして車体にはめ込むだけで、車体の外面が出来上がります。インテリアも見られるように接着しませんので、キチッと合うようにはめ込む必要があります。
ところが、上部パーツに多少の歪みがあったので、キチッとおさまりませんでした。歪み部分に熱や力を加えて是正することにし、後の作業と並行して少しずつ歪みを直してゆきました。
続いて、砲塔のハッチを開口する作業に移りました。このミラージュホビーのキットでは必ずこの開口作業をやっているので、もう慣れました。
難なくハッチを切り離して開口作業を終えました。
砲塔の底面パーツです。これは完全にターレット部分を開口する必要があります。
開口しました。
そして車体上部パーツの砲塔ターレット部分も開口するべく、ピンバイスで穴を開けてゆきました。
開口しました。
砲塔底面パーツを仮組みしました。この形で砲塔がセットされ、内部の空間も形成されるわけです。
写真では簡単に開口したように見えますが、けっこう大変な作業でした。ピンバイスで穴を開けてゆき、穴から穴へとカッターで切り込んで切り抜いて、周縁部をアートナイフで切り整えてヤスリがけで仕上げる、という段取りでした。 (続く)