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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く15 その16  浜松ジオラマファクトリー

2021年04月24日 | ゆるキャン△

 ザザシティ西館の一階の模型店「ポストホビー」で色々なキットやツールを見て塗料を2種類購入したのち、二階にあがって駄菓子屋の奥の「浜松ジオラマファクトリー」に行きました。模型好きなら知らない人は居ない、スーパープロモデラーの山田卓司氏の作品ギャラリーです。なぜか今まで一度も訪れたことが無かったので、今回こそは絶対に行く、と決めてやってまいりました。
 入口を入ると上図のような、博物館みたいな雰囲気の暗い部屋の中に、数多くの作品が保護ケースにおさまってスポットライトで照らされていました。

 

 最初に見たのが、このケネディ大統領。壁の額の絵はケネディが若い頃に乗り組んだ魚雷艇PT-109ですね。ソロモンの海にて帝国海軍駆逐艦「天霧」と接触、衝突されて沈没しました。PT-109は戦時急造の木造艇でしたから、衝撃に耐えられなかったのでしょう。その衝突は、事故だったのか意図的であったのか、いまだにハッキリしていないそうです。

 

 これはソ連軍兵士たちの休憩の様子でしょうか。兵士の一人が奏でるアコーディオンの音色が聞こえてきそうなリアルさが素晴らしいです。背後の自走砲よりも兵士たちの存在感が大きく感じられます。

 

 個人的に最も惹きつけられてじっくりと見入ってしまったのが上図の大型のジオラマです。ドイツ軍の最後の抵抗をねじふせて拠点占領を果たしたソ連軍戦車部隊が、破壊された建物の上に誇らしげに翻る赤い旗を見上げつつ、進撃してゆく有様を再現しています。

 

 説明板には「ベルリン陥落」とありました。二度目の観察で、ベルリンにしか無かった地下鉄の入り口が再現されているのに気付きました。

 

 これはドイツの自走砲のようですが、詳しくないので車輌名は分かりませんでした。ただ、足回りが38(t)戦車と同じであるのは分かりました。

 

 これは間違いなくT34/85ですね。ガルパンのプラウダ高校チームの車輌を3輌作りましたので、見てすぐに分かりました。

 

 こちらの大きなⅣ号戦車D型は、ガルパンのあんこうチーム車輌の姿で仕上げてあります。白旗があがっているので、撃破されたシーンと分かります。対サンダース大付属高校戦にてナオミのファイアフライに撃たれた時の様子を再現しているようです。

 

 山田氏が作ると、こういうふうにリアルで存在感が大きなものになるんですね・・・。感動してしまいました。

 

 どこを見ても細部まで丁寧に作ってあって些かの隙もありません。転輪にこびりついた砂ぼこりの表現が凄いです。もはや溜息しか出ませんでした。

 

 山田氏は模型誌「ホビージャパン」にてガルパン戦車ジオラマの連載をされておられるほどのガルパンファンです。それで大洗のガルパンギャラリーにも作品が幾つか展示されていますが、こちらにも幾つかの作品が置いてあります。上図は劇場版のあのシーンですね・・・。

 

 そしてこちらも劇場版のシーンかと思いましたが、作品説明を読んだら最終章第2話の遠隔突撃云々のシーンでした。雨の表現が見事ですが、第2話の密林での試合中に雨なんて降っていましたっけ・・・?

 

 山田氏の作品を見ていて、ガルパンのジオラマでも実際の戦車みたいな雰囲気に仕上げてあるのに感心してしまいます。とにかくリアル過ぎて、知波単学園チームというより帝国陸軍戦車隊という感じのほうが強いのでした。  (続く)

 

 


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