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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く15 その12  気賀駅へ

2021年04月16日 | ゆるキャン△

 天竜二俣駅での昼食は、はじめは駅舎内のラーメン屋「ホームラン軒」でとろうと考えていましたが、売店横に貼ってある「十文字屋」の「天浜線転車台カレー」の広告を見て気が変わり、駅舎の外にある上図の食事処「十文字屋」へ行ってとることにしました。

 

 このお店の人気メニュー「天浜線転車台カレー」です。ラーメンよりもカレーが好きな私にとっては、記念にもなるこのコラボカレーがなかなかに魅力的でした。

 

 これが「天浜線転車台カレー」の実物ですか・・・。カレーは普通のカレーでしたが、それで十分でした。サラダ付きで950円なり。

 

 昼食後、しばらく駅舎で休み、次の列車の時刻間近にホームに移動しました。このホームも昭和15年開業当時からの建物で、国の登録文化財に指定されています。

 

 ホームは上り下りとも同じ木造平屋建、切妻造、波形鉄板葺の建物です。柱二本の上部に、挟み梁、頬杖、登り梁などでトラスを形成して、屋根を造ります。構造材などに、八幡製鉄所にて製作された古レールが使用されています。前身の国鉄二俣線は、軍部の後押しによって東海道線の代替線として建設されており、資金もふんだんに注ぎ込まれて建材も良質のものが惜しみなく使われています。天浜線の各所の施設の保存状態が良いのも、長持ちする良質の資材を使っているからでしょう。

 

 12時46分、反対側のホームに掛川行きの車輌が着きました。ラッピング車輌のひとつ「Re+(リ・プラス)号」です。東海道線の通勤列車を思わせるデザインですが、天浜線沿線のお茶の葉とみかんをイメージしたカラーも兼ねているそうです。

 

 そして12時47分、私が乗る12時48分発の車輌がホームに入りました。時刻表で調べて、この通常カラーの車輌がこの時刻に運行されることを確かめてありましたが、ちゃんと時刻表通りにやってきました。
 これからアニメにも登場した気賀駅へ移動するのでしたが、その移動で乗るのは絶対にこの通常カラーの車輌でなければならなかったのでした。

 

 なぜかというと、アニメの気賀駅の場面に通常カラーの車輌が出ているからです。各務原なでしこが気賀駅からこの車輌に乗って浜名湖佐久米駅へと向かうのです。

 

 アニメのシーンと同じアングルで撮影しようとしましたが、車輌がさっさと発車してしまいました。

 

 このシーンですね。車輌に乗るべくホームをダッシュしてくる各務原なでしこの姿があります。

 

 しばらく、そのまま立ち止まって、去りゆく車輌を見送りました。

 

 かくして気賀駅に着きました。アニメに登場した天浜線の駅は2ヶ所ありますが、その1ヶ所がこの駅です。駅のある気賀は、私が子供の頃は引佐郡細江町気賀、でしたが、平成の市町村合併によって浜松市北区に編入されています。

 子供の頃に、三ヶ日の叔父の家で何度か会った母方の縁戚の一人が、ここ気賀の住人だったかと覚えています。その気賀の縁戚の家にも叔父に連れられて行っているので、その際にはこの気賀駅で乗り降りした筈ですが、あんまり記憶がありません。

 

 気賀駅の駅舎は朱の暖簾と朱柱に彩られていて、こんな駅だったかなあ、と首を傾げたりもしましたが、暖簾に打ってある金色の家紋が「井伊橘」であるので、あっそうか、井伊家発祥の井伊谷の最寄駅だったか、と思い出しました。
 するとこの装いは後の彦根藩井伊氏の赤備えをイメージしているか・・・、家祖井伊直虎が大河ドラマにもなったから、そのゆかりの地として観光振興に力を入れている、ということのようでした。

 

 ですが、私の目的は「ゆるキャン△」聖地巡礼です。井伊の赤備えを撃破する勢いでこちらの「ゆるキャン△」特大タペストリーに突撃しました。気賀駅の駅舎内に掛けられてあり、劇中で気賀駅近くの「藤田屋」へ寄った各務原なでしこがデザインされています。  (続く)

 

コメント (3)
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