浜松市の中心街の鍛冶町通りには、地元では有名な菓子メーカーの春華堂の本店があります。ゆるキャン△に登場する浜松のお菓子の元ネタがこの春華堂の製品であるため、聖地巡礼のコースに組み入れて立ち寄りました。
春華堂は、昭和36年の創業で、当時よりここに本店を構えています。公式サイトはこちら。
浜松の叔父の家に遊びに行くと、必ず出されるのが春華堂の「うなぎパイ」でした。叔父が三ヶ日にいた時期から子供たちへのおやつはコレと決まっていたので、私も子供の頃から親しんでいます。春華堂の創業以来の主力製品であり、浜松市民のソウルフードでもあります。
「うなぎパイ」と並んで有名なのが、上図右の「うなぎサブレ」です。浜松市民の2大お菓子といってもよいぐらいに親しまれており、当然のように上図左の詰め合わせの「うなぎパイ&サブレ」も販売されています。
ゆるキャン△では、この浜松市民の2大お菓子が登場して話題になりました。全国のファンが欲しがりましたが、これらはほぼ静岡県限定の地場商品なので、春華堂の店舗または直営工場の「春華堂うなぎパイファクトリー」でしか買えません。「春華堂うなぎパイファクトリー」の巡礼記事はこちら。
浜松の祖母の家にて、各務原なでしこが「うなぎパイ」を美味しそうに食べています。実際に旨いんですよ、これ。病み付きになります。私などは子供の時から食べてますから、懐かしさも覚えます。
そのパッケージは、アニメではこのようになっていましたが、元ネタの製品はすぐに分かりました。「お徳用」とありますが、これは、形割れしたものも含めたアウトレット品のことで、通常の品よりも安くなっているのが特徴です。
なので、「お徳用」は春華堂さんでも限定品扱いしていて、本店、工場の「うなぎパイファクトリー」や春華堂スイーツ・コミュニティ施設の「nicoe」を含む直営7店舗でしか販売していません。つまりは静岡県限定の品です。しかも日時や時期を限っての販売になっており、時折出荷停止による販売中止があったりします。その時は本店でしか扱っていなかったりします。
これが元ネタの製品です。春華堂本店の店員さんにも確認して貰いましたが、現在はパッケージデザインがリニューアルされているそうです。アニメに出た品は、旧デザインがモデルになっているようですが、中身は同じです。
そして、土岐綾乃が食べているのが、浜松市民の2大お菓子のもう一方、「うなぎサブレ」です。これも旨いので病み付きになりますね。私も浜松へ行くと必ず買いますね。
これが元ネタの製品です。春華堂本店の店員さんにも確認して貰いましたが、私が子供の頃はこういう袋入りのは無くて、10個入りとか20個入りとかの箱入りだったように記憶しています。中身は変わっていません。
「うなぎパイ」のお徳用袋は各サイズがあります。この時は売り切れで販売していませんでしたが、特大サイズの「うなぎパイV.S.O.P」という品もあり、個人的にはそれが好きです。
このように、単品の袋と、2種の詰め合わせとを合わせて買うのが常です。詰め合わせはお土産にして、単品の袋は自分用としています。今回はお土産用に約5000円分を購入して宅配便発送の手続きをしました。自分用にも2000円ほど買い、幸せな気分になりました。
とにかくゆるキャン△ファンならば、絶対に買うべき、食べるべき品です。一度は浜松の春華堂へ出かけて購入して、各務原なでしこや土岐綾乃のように楽しく味わいましょう。
春華堂本店から鍛治町通りを西へ50メートルほど歩いて道路の南側へ渡ると、上図のショッピングモール「ザザシティ」があります。中央館と西館のふたつの建物からなります。上図は西館です。
その西館の一階に、浜松駅周辺で気軽に行ける模型店のひとつ「ポストホビー」があります。浜松ではたぶん一番規模が大きくて品揃えも豊富なお店だと思います。時々出張の帰りなどに立ち寄ったりしていました。
外回りがこのようにウィンドーラックのスタイルで、外からも品揃えが分かるようになっています。これを見て店内に引き込まれる客も相当いるのだろうな、と思います。
いつ見ても楽しい空間です。ガルパンの公式キット類も豊富に並べてありましたが、買っても荷物になってしまうので諦めました。 (続く)