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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く15 その14  浜松市街へ

2021年04月20日 | ゆるキャン△

 気賀駅の駅舎です。天浜線に数多く所在する古い施設の一例で、昭和13年開業当時からの様相をとどめています。気賀町高架橋、気賀駅本屋、気賀駅上屋およびプラットホームの3施設が、国の登録有形文化財として登録されています。
 北西寄りに木造モルタル建の駅舎(上図)があり、最近は大河ドラマの井伊氏の発祥地井伊谷への最寄りの駅として「井伊の赤備え」を表した装いになっています。

 

 気賀駅は現在は無人駅となっていて、かつての駅事務室スペースには、飲食店の「中華屋 貴長」が入居しています。天浜線では、このように多くの駅舎に店舗が入っていて、それらを回って楽しむファンも少なくないそうです。

 

 駅前の自販機も、井伊直虎のラッピングを施されていましたが、なにか異様な雰囲気でした。第一、井伊直虎に関しては最新の研究成果によって男性であったことが明らかにされたと聞きます。女性としての伝承のほうがテレビ映えするだろうとのNHKの安直な姿勢が様々の誤解を生み、井伊氏の歴史への正しい認識を曇らせていることは周知の通りです。

 

 なので、その方は何者じゃ、と問いかけておきます。単なる武装した尼僧、ということにしておきます。もし尼僧が「お前こそ何者じゃ」と薙刀を突き付けてきたならば、堂々とエスピンガルダを構えて狙いを定めつつ、「織田上総介信長である!」と名乗ることにします。 (アホかお前は)

 

 現在は単式ホーム1面1線の形式になっていますが、かつては1面2線でありました。ホームの左側のフェンスのところが、かつては線路だったわけです。ホーム上屋はそのままの形をとどめているので、1面2線の面影が残っています。

 

 この赤い幔幕が圧倒的なインパクトを放つので、ゆるキャン△聖地の気分がどこかへ飛んでいってしまいます。近江彦根の城および城下町に度々行っていますから、「井伊の赤備え」のイメージは私の中では常に鮮烈です。彦根駅もこういう装いにしたら良いのに、と思ってしまいます。

 

 さて、これから乗る14時2分発の車輌がやってきました。通常カラーの車輌ですが、アニメでも気賀駅のシーンではこのカラーですから、これでなくてはいけません。これに乗ってちょっと東へ引き返しました。

 

 14時36分に西鹿島駅で降りまして、遠州鉄道に乗り換えました。

 

 西鹿島駅に停車中の天浜線車輌です。この日の天浜線巡りはここで終了しました。

 

 連絡通路を経て遠州鉄道の列車に乗りました。14時40分発の新浜松行きでした。

 

 終点の新浜松駅に着きました。

 

 時刻は15時14分でした。まだまだ時間はある、次のミッションに向けて急ごう、と足早に階段を下りて改札を抜けました。

 

 新浜松駅の西出口から北上して鍛冶町通りに行きました。浜松には子供の頃から親しんでおり、観光だけでなく出張でも何度か来ていますから、中心街区あたりも大体知っています。今回も、ゆるキャン△関係の、よく知っている場所へと向かいました。  (続く)

 


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