廃線跡と機関車を見て、天竜二俣駅に戻りました。機関車のある公園は、駅とは国道およびロータリーを隔てて向かい合っていますので、お互いが見えます。
駅舎に再び入って、今度は内部を見ました。建物は古いですが、内装はリフォームしてあるのかなと思う程に綺麗です。
待合室の片隅にあった、初めて見るキャラクターのパネルです。天浜線のマスコットキャラかなと思いましたが違うようでした。売店で同じキャラクターのグッズが売られていて、その商品名から「音街ウナ」と判明、浜松市出身のバーチャルアイドルであることが分かりました。天浜線はこのキャラクターともコラボしているようで、後で駅内見学ツアーの際に駐機線にこのキャラクターのラッピング車輌が停まっているのを見ました。
改札口を通りました。フリー切符なので改札口も自由に通れますし、駅のホームに行ったりも出来ます。改札口の上に「出口」の標札が貼ってありますが、これはホームからみて出口の位置を示してあるもののようです。
駅舎内の売店に入りました。ここでゆるキャン△一日フリー切符の購入特典の缶バッジをいただくことになっていたからです。
このように、ゆるキャン△一日フリー切符をABの2種とも購入していることが特典の条件となります。売店にて2種とも提示して、両方に確認のハサミが入れられます。私の場合、この日の乗車にA券を使用中、B券は翌日の乗車用なのでまだ未使用のままでした。
購入特典の缶バッジは6種類のなかから選べます。既に各務原なでしこ、志摩リンの2種は品切れでしたが、私は前日に富士山静岡空港で買った缶バッジ5個セットの不足キャラである土岐綾乃を最初から狙っていましたので、迷わずチョイスしました。これで富士山静岡空港で買った缶バッジ5個セットに足して6個セットで楽しめます。
再び改札口付近に行き、駅のホームを眺めたり撮影したりしました。
ホームの屋根なども開業当時のままに保たれているそうです。国鉄時代からずっと改変もなく引き継いで使用している、というのがある意味凄いと思います。
昭和の雰囲気ですね。私が子供の頃に叔父と乗った時から変わっていないのでしょう。
駅舎を出て、隣にある天浜線の本社の社屋の前を通りました。
本社の隣にある観光協会に行き、駅内見学ツアーの時間まで、気さくな係員の方と色々話をしました。ゆるキャン△企画への反響、天浜線のラッピング車輌にまつわるエピソード、国鉄二俣線時代との変化、などの興味深い内容をうかがいました。 (続く)