ステップ1では車輪を組み立てます。ステップ2では下部車体を組み立てます。いずれもガイドの指示通りに進めますが、改変が必要な箇所もあります。図面を見比べて、見つけ次第、対応することにします。
車輪類のパーツです。
組み立てました。細部までよくモールドされています。ホビーボスさんの細かい再現度には定評があるようですが、パーツ割りの細かさや作業の細密化に関しては何とかならないかな、と思います。
ステップ2に進みました。
ドンドン取り付けてゆきました。
ここでStrv m40L軽戦車の図面を見ていて気付いたのは、下部車体前面の左右につくのがフックてはなくてホールドであることでした。基部のモールドも異なりますので削り取ります。
削り取りました。今回のキットはハンガリーのトルディ軽戦車ですから、作中車のStrv m40L軽戦車に仕上げるには色々と改造が必要になります。
ステップ3では、足回りの組み立てを進めます。ステップ2で前面のフックの基部を削り取りましたので、フックA4およびA5は不要です。代わりにジャンクよりホールドのパーツ一式を調達します。
他のメーカーの製品であれば一体成型になっているようなパーツを、ホビーボスさんはとにかく細分化しています。細かく分けないといけない理由、根拠があるのでしょうか・・・。
とりあえず、何も考えずに組み立てます。元々私の頭はカラッポですので、こういう作業が一番早く進みます。
ドンドン切り出して準備し、次々に取り付けます。
上部転輪は、取り付け状況がなにか不安定な感じなので、接着は後に回しました。
サスアームB12も、思ったより細身で反っているものもあり、修正しないと仮組みの際に歪みが出そうな感じでした。転輪を取り付けてきちんと一列になるかどうか心配でした。
とりあえず、定規をあててチェックしながら一列に取り付けました。しかし、後でそれでもサスアームが反っていたりして少し歪みが出てきたので、細かすぎるパーツも考え物だと思います。取り付けた直後に転輪をすぐに仮付けして、並びが直線になるかをチェックしておきました。
結果的に、足回りの僅かな歪みを最後まで是正することは出来ませんでした。パーツの反りは、お湯につけても、曲げ加工してみても治らなかったからです。パーツ割が細かいと、こういった反りのあるパーツなどのクセを修正するのは難しいです。
ホビーボスの製品には時々こうした不具合が見られますが、仕方のないことと割り切って、なんとか是正する方向で取り組みましょう。 (続く)