ラストのステップ17です。劇中車に合わせて製作する場合は、M49リングマウントのみを取り付けます。
したがって、組み付ける部品は上図の4点です。
組み付けました。
劇中車においては、リング上に何らかのマウントらしきものが付けられています。画面が惜しいところで切れていますので、肝心の形状がよく分からず、カゴ状にも見え、屈曲した形にも見えます。要するに確かな事が不明であるので、この部分の完全再現は見送りました。
したがって、これで塗装前の組み立てが全て完了したことになりました。
塗装を行いました。車体色はサンダース大付属高校チームの標準カラーですので、シャーマン戦車群と同じく、タミヤの「エアモデルスプレーAS14」を使用して吹き付け塗装をやりました。劇中車はインテリアのカラーも同じであることが多く、キットの実車の説明においても車内は車体と同じカラーであるように述べられます。そこで、全て同一カラーでまとめることにし、インテリアの細かな塗り分けは省きました。
劇中車は、上掲の劇中シーンでみると、車体後方にカーキ色の丸めたシートのようなものをバンドで括り付けています。この種の装備品がみられるのは、ガルパン車輌ではおそらく初めてではないかと思います。これもついでに再現することにしました。
今回のキットには、該当するパーツは含まれていません。色々探した結果、同じタミヤのMMシリーズ300番のマチルダのキットに似たようなパーツが含まれているのを見つけました。上図のパーツD18です。ガルパンのマチルダはこうした装備品を付けていませんので、このD18も不要になります。
このD18を、今回のM20の装備品として転用しました。
形をヤスって丸い状態に修正したのち、劇中車に合わせてバンドも改造しました。上図のように細長くカットしたブラ板を取り付けて、少しずつ接着しながら巻いてゆきました。
こんな感じに仕上げました。相変わらず雑な仕上がりです。
塗装しました。本体はミスターカラー55番のカーキ、バンドは42番のマガホニーで塗りました。
続いて、タイヤをポスカの黒で塗りました。
バックライトの上側を47番のクリヤーレッド、下側を8番のシルバーで塗りました。これで塗装の全てが完了しました。 (続く)