行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする26年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

道元も驚く、国際化都市 鶴見!

2010-10-11 09:33:41 | まち歩き

 昨日、横浜市の鶴見駅近くにある、

 道元禅師で有名な曹洞宗大本山の総持寺に行きました。

 と、聞くと何かの仏事かと思われるでしょうが・・・。

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 実は、『TSURUMI、ゆめひろば Heartful Festa』というお祭りを見に行きました!

 横浜市鶴見区は、実は多くの外国人が暮らしている地域であり、

 この催し物では、ブラジル、タイ、カンボジア、スリランカ、韓国などの舞踊が

 総持寺境内の特設会場で5時間近くに渡って披露されました。

Img_2010101004Img_2010101005Img_2010101003

 また、多くのエスニック料理店の屋台も出店していました。

 ブラジル料理店、ペルー料理店、タイ料理店、スリランカ料理店等々・・・・。

 勿論、定番の団子や焼きそばなどもありましたが、

 やはりエスニック料理店の屋台に人気が集まります。

 私のクライアントであるペルー料理店

 ”KOKY’S”も屋台を出していました。

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 はつ(心臓部分)の串焼き3本入りで一皿わずか500円、

 格安価格で、ボリューム満点でした!

 甘いお米のデザートも、サービスで頂戴しました。

 Img_2010101009

 ところで、開催場所が禅寺の境内でしたから、

 こういった修行禅僧が、エスニック屋台の前を

 時として通り過ぎて行く姿は、何か日本の未来像を

 暗示しているような、誠に不思議な光景でありました。

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劣化ワインを廃棄? 本当は飲んじゃったんでしょう?

2010-10-08 08:41:08 | ちょっと一言!

 10月7日付の朝日新聞社会面の記事によると、海外の日本大使館、総領事館などの51公館には、2009年度末(2010年3月31日)時点で1本数万円以上の高級ワインが4,000本保有されていることが会計検査院の調査で分かったそうだ。

 例えば、パリにある経済協力開発機構政府代表部では、年間消費量(本当に公務による消費量?)の30倍にあたる7,896本ものワインを公費で保有していたのだそうだ。スイス・ジュネーブなどでも年間消費量の5倍ものワインを公費で保有しているのだそうだ。

 確かに、相手国や関係国外交官や政府関係者を招いて内密な話をしながら食事をすることもあるであろうから、公費でワインを保有することを決っして否定するものではない。

 しかし、過度の保有は、一般の国民感覚からすれば、”個人使用として流用されているのでは?”と、あらぬ疑惑を抱かせる結果となるのである。

 まして、只でさえ行き過ぎとも思える程の超豪邸に公費で住んでいる日本大使(料理人、メイド、召使い、庭師、専用運転手などの家事使用人、数十人が居る公邸が普通です。)以下の超高級外交官(ちなみに、普通の外地勤務の外交官は豪邸には住んでいません。)の豪邸住まいの必要性(貧しい国の外交官ほど、警備とか国威とかの言い訳で、豪邸住まいにこだわる連中が多いと言う人もいます。)に疑問を感じている多くの民間会社の駐在員がいる中で、何らかの疑惑を抱かれても仕方のない事だと思うのである。

 ところで、在オーストラリア日本大使館では、劣化したワインを2年間で909本廃棄したとあるのだが・・・。下衆の勘ぐりかもしれないが、

 『どうせ自分達の胃袋へ廃棄したのでしょう? いい気なもんだよな、外交官って連中は!』

 と、思っている国民が私も含めて相当数いることも、最後に付け加えたいと思う。

【追記】

  劣化したワインなんて、到底飲めるものじゃない! なんて、ワイン通の外交官に言い訳されそうなので、『900本もの国民の税金で買ったワインを劣化させるような杜撰な管理なら、ワインになんて買うな!』と併せて言いたいので、追記しておきます。

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報酬に繋がらない回答をすべき時もあります!

2010-10-05 12:31:04 | 行政書士のお仕事

 一昨年のリーマンショックに端を発した不景気は、多少の回復の兆しはあったものの、昨今は足踏み状態かむしろ後退局面に変わって来ている。

 また、日中関係の急速な悪化も追い打ちを掛けているようで、更に悪化する方向で推移しているのかもしれない。

 こんな状況でもあるので、日本で起業を希望している在日外国人の方々に対して、毎週ではないのだが、完全予約制で毎土曜日に、起業の無料相談を始めて1ヶ月以上が経過した。

 http://www11.ocn.ne.jp/~jpconsul/

 既に、起業に着手された方もおり、外国人の方々の起業意欲は旺盛だ。

 しかし、そんな方々の中にも、安易に起業を考えている外国人の方々もいるのだ。

 元ビジネスマンでもあり、会社員時代にはいくつかの事業を立ち上げた経験のある私にとって、事業として2年以内に破綻する可能性が高いと思われるケースでは、敢えて起業を断念することを強く勧めてしまうのである。

 勿論、起業の断念を勧めれば法人設立や在留資格手続に関わる報酬は、当然ながら全く頂戴することはできない。

 それでも、その外国人の方が何年もかかって貯めたり、家族から苦労して借りた虎の子の事業資金である500万円以上の資金を簡単に失ってしまうような事態を黙って見過ごすことは出来ないのである。

 まして、その片棒を担ぐような後味の悪い事は私には到底できないのである。

 『余計なお世話でしょう!』

 『勿体ない!』

 『手続屋、代書屋に徹して、本人の自己責任に任せりゃいいのに!』

 なんて言う友人・知人もいる。しかし、私は決してそうは思わない。

 それは、プロのコンサルとしての当然のモラルであり、義務でもあると思うからである。

 もっとも、成否が全く想像できないようなビジネスでも、いとも簡単に軌道に乗せてしまうやり手の外国人ビジネスマンの方々も確かにいるのである。

 こういった方々には、ある共通点があるのだが・・・。

 それは、またの機会にお話ししたいと思う。

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日本語学校への入学生が激減?

2010-10-03 11:44:08 | インポート

 世界的に日本語ブームであるにも関わらず、日本語学校に入学する外国人数が激減しているのだそうだ。

 2日、六本木ヒルズのハリウッドビューティ専門学校内にある講堂で行われたシンポジウムに参加してみた。日本語教育関係者、学会、官界の方々など180名あまりの方々が参加されていたようだ。

 文化庁長官、前文部科学省副大臣の基調講演の後、学者+日本語学校関係者などのパネリストによるディスカッションが行われた。

Img_symposium2010100202 Img_symposium2010100203

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 文化として日本語普及の必要性、定住外国人の国家としての施策の必要性、依然として続く日本学校入学手続の煩雑さなどの問題点が提示され、中々興味のあるテーマでありました。

 我々行政書士は、川下(かわしも)側である大学、専門学校等の卒業生の入管手続きを企業又は外国人ご本人から依頼を受けることはあっても、川上(かわかみ)側である日本語学校入学に関わる入管手続きは我々行政書士が行うことは制度上まず無いのである。

 従って、あまり日本語学校関係者の方々との接点がなかったので、シンポジウム後の懇親会での意見交換も含めて大変興味深いお話を伺えたと思う。

 とかく、士業業界の人々は同業との会合に時間を割きがちとなり、内向きになり易い傾向があるので、研究者など異分野の方々へ我々行政書士としての意見を発信して欲しいとおしゃっていた元国際部長のE先生も、ご多忙の中(弁護士会館での韓国新移民法研究会から、こちらへ駆けつけたとの事)で懇親会に駆けつけていらしたのはさすがでした。

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ねんきん定期便

2010-10-01 09:28:29 | 社会・経済

 日本年金機構から、年金の加入記録が来ていて、ほったらかしで置きっぱなしになっていたので開封してみた。

 若い方々ならば、もう加入して何年とか、支払い漏れは無いかとそういった箇所に目をこらすのであろうか・・・。

 しかし、もう年金受給権、つまり年金支払期間が25年を越えている私にとっては、いつから?そして、いくら?貰えるかという箇所を真剣に見てしまうのである。

 実は私のように海外生活が長い者の年金支払い義務がなかった時代があったのだ。しかし、国家公務員であった老父に『税金だと思って、払いなさい!』と言われて、やむなく払い続けて来て28年程になる。

 だから、30代の頃などは年金を貰う事など、まったく頭に中で考えたことさえ無かったのである。ところが、あっという間に28年程が経ってしまって、支給開始年齢やら予想支給金額などが書かれた通知が来るような年齢になってしまったのである。

 本当に早いものである。

 さて、こういった状況であっても、今のような自営業、或いは契約社員や海外勤務期間が長かった事もあって、厚生年金に加入していた時代は10年にも至らず意外と短いのである。

 そこで、5年後に予想される年金受給金額を見てみると、以下のように書かれてある。

 ・年金を受けられる年齢 → 61歳  

  特別支給の老齢厚生年金(報酬比例部分) XXX,XXX円

                  

  * もう5年後の話である。でも、少ない!まあ、無いよりは・・・。

    これを原資に、65歳まで年金を払い続ける手もあるかも・・・。 

 ・年金を受けられる年齢 → 65歳

  老齢基礎年金                   XXX,XXX円

                 ↑

  * まだ多分現役であろうから、受給開始年齢を繰り下げて、

    受給額を増やそう(68歳で1.25倍、70歳で1.42倍)

    かな~などと考えてしまう・・・。

 あっ! そうだ、国民年金基金もあったはずだ!

 ・国民年金基金を受けられる年齢 → 65歳

  国民年金基金                   XXX,XXX円

                 ↑

          * ん・・・こちらも少ない!やはり、現役で出来る限り頑張って

      65歳まで払い続けて、更には老齢基礎年金の

      受給開始年齢を繰り下げる手しかなさそうである。

      この間、ベトナムとかタイへの移住を考えますかね・・・。

 なんとも、爺臭い話で恐縮ではありますが、これが現実です。 でも、年金だけは払っておいた方が良いと思いますよ。本当に25年間なんてあっという間ですから。はい。

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