行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする24年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

国籍の無い人達(無国籍者)の存在

2010-06-28 01:20:06 | 多言語行政書士協会

 26日土曜日、横浜市中区で行われた、無国籍ネットワーク(Stateless Network〔すてねと〕)のゼミに参加してみた。

 参加者は女性弁護士さん2名(講師と同僚の方)、研究者2名、新聞記者2名、通訳さん1名、ボランティア2名、行政書士1名(私です)、無国籍の外国人1名、無国籍ネットワーク代表で、ご自身もかつては無国籍者であった国立民族学博物館准教授の陳天璽さんなどである。

 http://www.stateless-network.com/

 正直言って、無国籍者の存在を具体的に知ったのは、実はつい最近のことである。それも、就労系在留資格を持った方だからまだ良いのだが、在留特別許可を求めているような方々だと問題は複雑である。改めて、このような複雑な問題があることを知り、それを理解する大変良い機会であったと思う。多言語行政書士協会として今後何ができるかを一考すべきかもしれない。

 ディスカッションの中で、仮放免を受けている方々が、仮の滞在は認められても、合法的な在留資格を受けていない為に、就労していることが只単に黙認されているという極めて不安定な在留状況についても話題になった。これから2年以内に、入管局が発行する在留カードに移行され、外国人登録証が廃止された場合、こういった無国籍者の身分証が完全に無くなってしまう可能性があるのである。

 飽くまでも私的な意見ではあるが、仮放免中の外国人に対しては生活維持の為のみの就労許可条件付きで ”特定活動、1年”の在留を許可したら良いのではないかと思うのだ。それも、仮放免許可が取り消された時点で自動的に失効する条件でも構わないと思うのである。そうすれば、在留カードを発行することもできるであろうに。

 更には、在留特別許可の審査中、或いは、再審中の対象外国人の在留身分がたとえ一時的にせよ、合法的な滞在となり、必要最低限の就労が条件付きながら保証されることから、入管局による最終的な判断を得るまでの間だけでも、彼等の不安定な地位の解消にも繋がるのである。

 また、”特定活動”という入管局側の自由裁量による運用が可能な在留資格を利用することであれば、入管局による判断だけで、即日運用の開始ができるのではないのだろうかとも思うのである。

 それにしても、参加されている方々の若さには驚いた。皆さんアラフォー以下の世代の方々ばかりであり、主に30代或いは20代の方々であったようにお見受けした。私のような50代半ばのオヤジにはちょっと場違いのような感じさえしたのであったが・・・。

 私のような中高年者、そして行政書士同業者の参加者がいなかったことが、まさに社会貢献に対する世代別、職業別の実態を縮図にした様な気がしたちょっと残念な気持ちになった曇り空の週末土曜日の午後であった。

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幻のリオ・グランデ共和国とABBAの名曲”悲しきフェルナンド”

2010-06-24 09:20:23 | アート・文化

 1840年1月17日から11月6日までの僅か10ヶ月足らずの間だけ、今の米国テキサス州とその南側に隣接するメキシコとの間に本当に実在していた幻の国家、リオ・グランデ共和国(スペイン語名=Republica del Rio Grande, 英語名=Republic of the Rio Grande)の存在をご存じの方はおそらく少ないと思う。

 しかし、ABBAのヒットソング、FERNANDO(邦題:悲しきフェルナンド)ならば聞かれたことのある方々は多いと思う。


YouTube: Abba - Fernando

 真偽の程は定かではないが、そのリオグランデ共和国の独立戦争で闘った若き兵士フェルナンド(Fernando)の友人(女性だとの説もあるが・・・)が、年老いてから回想している詩であると、その昔メキシコの友人から聞いた事がある。

 どの曲でもそうなのだが、詩は簡単なようで分かりにくい。

 「輝く星達は、君のため、僕のため、そして自由のために輝いていたんだよ、フェルナンド。負ける事なんて考えたこともなかったし、後悔もしないさ。もし、またそうなったら僕はやるさ!我が友フェルナンド」

 「僕たちは年をとり、白髪頭になっちまったな、フェルナンド。もう何年も、君がライフルを手にしたことを見た事が無いな。小太鼓の音が聞こえるかい、フェルナンド? まだ、あの恐ろしかった、リオ・グランデ河を渡った時の夜の事を覚えているかい?君の瞳の中には、この土地の自由の為に闘ったというプライドが僕には見えるよ!」

 なんてフレーズが出てくるのであるから、少なくとも的外れとは言えないようだ。イントロで使われている小太鼓の音は、確かに騎兵隊が行進する時の鼓笛隊のリズムのようにも聞こえる。

 巷間、メキシコ革命か、或いは、南北戦争が舞台ではないかとも言われてはいるが、壮絶な革命や凄惨な戦争シーンを思い浮かべてこのABBAの”フェルナンド”を聴くよりも、僅か10ヶ月足らずしか存続できなかった幻の小さな独立国、リオ・グランデ共和国の為に命を賭けた少年兵士達の突撃前の不安な一夜を思い浮かべながら、この曲の持つ優しさを聴いた方が、私には遙かなる歴史ロマンを感じることができるのである。

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24日木曜日の研修会のお知らせです!

2010-06-21 08:36:57 | 多言語行政書士協会

 長年に渡って東京都行政書士会の国際部長を務められ、内閣府専門委員などもご歴任され、そして”国際結婚の手引き”などの数々著者でもあられます国際業務の大御所、榎本行雄先生によるご講義を多言語行政書士協会では今週24日木曜日に実施致します。

 初任者から中堅、ベテラン向けまでの幅広い層に向けてのテーマでお話しをして頂ける貴重な機会です。当会のスペシャル・アドバイザーという事で、特にお願いした絶好の機会ですので、行政書士の方々のみならず、通訳の方々もふるってご参加ください!

 当会は、非営利ボランティア団体ですので、会員(入会金1,000円、年会費2,000円)の受講料は無料となります。また、非会員の方々でも2,000円と受講し易く致しましたので、ふるってご参加下さい。

主 催 : 多言語行政書士協会

日 時 : 6月24日木曜日

場 所 : 港区立勤労福祉会館 第1集会室 (田町駅から徒歩5分)

http://maps.google.com/maps?hl=ja&tab=wl&q=%E6%B8%AF%E5%8C%BA%E7%AB%8B%E5%8B%A4%E5%8A%B4%E7%A6%8F%E7%A5%89%E4%BC%9A%E9%A4%A8

時 間 : 夕方6時から8時半を予定

       講義終了後の2時間程の懇親会も予定しています。

講 師 : 行政書士・社労士 榎本行雄先生

テーマ : 国際結婚の法的特徴と入管手続き

受講料 : 会員及び準会員 → 無 料

       会員外 : 2,000円

受講のお申し込みやご質問は、協会事務局・青柳までお願いします。

連絡先 : info@officeaoyagi.com

 滅多に聞けない貴重なご講義が聞けるチャンスですから、皆様のご参加を心よりお待ちしております!

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10年来の他士業の友人達との宴

2010-06-18 11:03:36 | 行政書士のお仕事

 事務所近くにある馴染みの居酒屋で、10年来の友人と久しぶりに

 アルコール片手に語り合いました。

 元霞ヶ関の役人でありながら、

 物腰の低い開業12年目の人事コンサルで社労士のI先生。

 大学での専攻時代から一貫して会計・税務畑にいる

 開業13年目の税理士のM先生。

 お互いに、開業時期がほぼ一緒だったこともあり、

 気のおけない仲間であると同時に

 それぞれの分野のプロとして、業務提携先でもあるのです。

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 某メーカーの香港支店長であった弟さんが香港で住んでいた

 超豪華マンションの話やら障害者へのボランティアの必要性を

 静かに語るI先生。

 我々も知っている新規顧客の話やら、ご自身の婚活中のお相手の話を

 嬉しそうに話す、私よりも一回り以上も若い婚活中のM先生。

 昨年末からの老父の入院、任意後見人就任、

 老父の有料老人ホームへの入所等々の苦労話しやら、

 私の主催するボランティア団体の話を聞いて貰う私。

 本当に気楽に語り合える仲間でもある。

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 このまま、皆がいつまでも健康で、かつ仕事も順調に推移して

 15年、20年、25年が迎えられたら嬉しいなぁ・・・

 と焼酎ロックのグラスを何杯も傾けて、楽しいひとときを過ごすことが出来た

 ハナモクのアフターファイブならぬアフターセブンでした。

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千代田区役所の行政書士無料相談員を引き受けましたが・・・

2010-06-16 08:54:18 | 行政書士会千代田支部

 日頃、千代田支部会員として何もしていないので、たまにはということで、区役所の行政書士無料相談員をお引受けしました。

 たとえ2時間のみの相談受付時間とはいえ、どのような相談者が来るかはまったく分かりませんので、一応万全の装備で行きました!

Img_20100615

 つまり上の写真にあるように事務所にある書物のうち、相続・遺言、渉外戸籍、入管法等の専門書を持参しました。また、許認可関係の問い合わせに対応する為に、先日購入したばかり超軽量のパソコンも持参して万全の態勢で臨みましたが・・・。

 千代田区役所の相談室で、インターネット接続端子を探しましたが、何と無いのです!千代田区役所は最新鋭の建築物であるはずなのにインターネット接続端子が無いとは・・・。ちょっとセコイ?と感じた建物でした。

 仕方が無いので、持参のアンチョコのみで対応するつもりでしたが・・・。ところが・・・。

 結局、相談者の来訪はありませんでした。逆に、紹介案件及び知人からの問い合わせがそれぞれ携帯電話に入って、極めて個人的な案件2件に応答(勿論、相談者が来訪すれば中止してかけ直すつもりでしたが・・・)しただけでした(-_-;)。

 区民相談担当の支部のお仲間に言わせると、

 ”前回は4人来たのですが・・・、今日は来なかったですね。”

 とのこと。

 結果的には、お仲間達と雑談して、私のモバイルPCであるVAIO Xをお見せしただけ終わってしまった区役所の無料相談員でした! まあ、そんなこともありますよね(^_-)。

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