昨日、午後6時から多言語行政書士協会第1回目の研修会を開催しました。
講師の児童相談所の方々が緊急ミーティングで到着がちょっと遅れるハプニングがあり、
不肖私が「未成年者絡みの入管事件及び家事事件における行政書士実務並びに通訳人業務の概要」というテーマで前座を務めさせて頂きました。
ところで、平成20年4月1日で改正施行された児童虐待防止法・児童福祉法により、児童を守る為に、児童相談所には保護者への出頭要求や臨検・捜索までもができる権限があるとは知りませんでした。
但し、行政処分であるので、言語の違う外国人の方々に対してはその処分に対する諸権利がちゃんと伝わっているのかどうかという不安が常にあるとの事でした。
また、日本に滞在している間に、里親として児童を預かって頂ける外国人駐在員家族の方々もけっこう居るそうなので、声を掛けて欲しいとのご要望もありました。
最後に、お話し頂いた事例等から質疑にも応じて頂き、行政書士、通訳人にとっては大変有意義な研修会だったと思います。
これを機会に、児童相談所でお困りの事に対して、当協会が何らかの形でお手伝いが出来れば嬉しい限りです。
次回は、3月24日水曜日に弁護士の清水聡先生をお迎えしての研修会を予定しています。