行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする25年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

アートな1日?

2014-04-07 09:51:17 | アート・文化

 先週末、天気も良かったので銀座での今年最後の花見散歩をして、

 六本木の森美術館で、芸術鑑賞と洒落てみたのでした。

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 実は、あのシェークスピアの「ハムレット」のオフィーリアの死の

 場面を描写した天才ジョン・エヴァレット・ミレイ(John Everett Millais)の

 この代表作が、4月6日までしか見られないということもあって、

 一目見る為です。

 史上最年少の11歳でロイヤル・アカデミースクールに

 入学したという天才画家ミレイの「オフィーリア」の絵には、

 まさに絶望の中で沈んで行こうとする表情が実に細密に、

 そして、超リアリスティックに描かれており、

 息のを飲む作品であることは間違いありません。

 他にも、問題作となったミレイの作品「大工仕事場のキリスト」や

 「マリアナ」、「安息の谷間」などや、ラファエル前派の巨匠ロセッティや、

 ハント、ジョーンズやモリスなどの作品も鑑賞できました。

 1時間半ほど、美術館内を歩き回って、さすがに疲れたので、

 ちょっとバーで、夜景を見ながら休憩しました。

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 COEDO(小江戸)なる東京の地ビール?を飲みながら

 六本木ヒルズ53階の美術館脇の目立たないバーで

 東京の夜の絶景が千円で楽しめるので意外とお得かもしれません。

 更に、同じフロアーで、私もかつて、若い頃には良く食べた

 キャンベル・スープの絵で有名なポップアートの巨匠といわれる

 アンディー・ウォーホル展も開催していたので、

 ついでに観覧してみました。 

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 1949年に、故郷のピッツバーグからニューヨークに移って、

 商業デザイナーとして大成功を収めたのだそうですが、

 その後突如デザイナーを廃業し、あの有名なキャンベル・スープ缶の

 絵画?を並べただけのポップアートという新分野の芸術家として

 1960年後半からデビューし、58歳で亡くなった1987年まで、

 ポップアート界の巨匠として、世界を席巻していたのですが・・・。

 当時、超大国アメリカでは、大量消費時代とベトナム戦争に揺れた

 時代でもあり、同じ頃の日本でも、サイケデリィックなイラストで

 一世を風靡した横尾忠則のイラスト(アートではない?)が、

 多くの雑誌の表紙を飾っていた時代でもありました。

 ウォーホルの絵をアートとして未だに理解できなかったので、

 アンディー・ウォーホルとは一体何者なのか?

 どこが芸術家なのか?等々、そこが知りたくて

 ちょっと覗いてみることにしたのでした。

 勿論、このウォーホル展で彼のアートを理解出来たとは言いませんが、

 確かに、アートだと感じることが出来たのは収穫だったのかもしれません。 

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コメント
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