<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

バリ島のは、やっぱり自爆テロだった

2005-10-03 09:20:26 | ガルマルの鼻歌で散歩
バリ島のテロは自爆テロだそうです。殺されたの異教徒か、堕落したイスラム教徒ですから、殺しても自爆犯の罪にはならないと思っているのでしょうか。あるいは、罪にならないとテロ組織の偉い人に言われたのでしょうか。日本でも、浅間山荘の時の赤軍はひどいことをしていました。あれと、似たようなものなのかも知れません。

インドネシアは第二次世界大戦後、宗主国のオランダ相手に独立戦争を戦い、独立を自力で勝ち取りました。だから、周囲の国に対しても優越感がありました。その証拠に、マレイシアのサバ州が独立する時も、サバはインドネシア領だといって軍隊を送っています。それくらい、強い国でした。

ところが、どうでしょう。今は、シンガポールはもとより、タイやマレイシアにも追い抜かれ、ASEANでも後ろのほうになってしまいました。以前の栄華は過去のものとなってしまいました。スハルト大統領の頃は軍隊が民衆を押さえ込んでいましたが、今は、そんな力はありません。

インドネシア、ブラジル、インド、面積の大きい国はどうしてもまわりの国々に対して、帝国主義者のように振る舞います。それは、アメリカが世界に対して帝国主義的な支配を行っていることの地域縮小版のようなものでしょう。そんな大きい国だというプライドをもっているのに、国の力がなくなったインドネシアは、これからも低迷を続けるのでしょうか。

民衆は他との違いを強調して分裂したがります。それが、アイデンティティというものに繋がります。スマップの曲でいう「No.1よりOnly1」です。この分裂する力を抑えて一つの大きな国を維持するには、帝国主義的な力が必要です。アメリカ然りロシア然りです。もちろん、インドネシアもです。さて、インドネシアのように、帝国主義的な力が衰えた国はどうなるのでしょうか。ちょっと、心配になります。

追伸 バリ島ではないものの12月にインドネシアに行かされそうなんだよな。どうやって断ろうかな。