<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

選挙の投票は人気投票?

2005-09-06 16:08:09 | ガルマルの鼻歌で散歩
選挙の投票では誰に入れるかいつも迷います。今回もまだ迷っています。赤瀬川原平さんがいうように胎児性左翼症なので、自民党には入れたくありません。あの小泉さんの顔が生理的に嫌いなのです。三代続いた政治家というエリートの顔が嫌いです。二代目ではありますが、田中真紀子さんのほうが、先代の角栄さんが立花隆さんに苦労をさせられたという意識があるせいか、好ましく思えます。

でも、私の選挙区では自民党が当選するのはわかっていますから、他の党に入れても死に票ということははっきりしています。もっとも、投票というは、「なってもらいたい人に入れる」のであって、「なる可能性が高い人に入れる」のでないことはわかっています。かといって、民主党はそれこそ、「自民党B」だしな。共産党は元反代々木の私としては入れたくない。

反代々木といっても、維新軍を率いていた長州力のことじゃありませんよ。新日本プロは代々木に本店があったので、長州力の維新軍は反代々木だったのね。共産党の本店も代々木にあるから、新左翼の連中は反代々木と呼ばれてました。

ところで、アニマル浜口は長州力と維新軍を組んでいましたが、あの頃はかっこよかったですよね。今では、娘さんがオリンピックに出ていますけどね。ああ、そういえば、長州力も韓国代表としてオリンピックに出たことがあるらしいけれど、結果はどうだったんだろう。誰か教えてくれないかな。

というわけで、誰に入れるか今も悩むガルマルでした。

米と中は似ている

2005-09-06 08:52:45 | ガルマルの鼻歌で散歩
立花隆さんといえば、国民的英雄であった田中角栄さんを地に落としたことで有名な人です。その橘さんが日経のホームページに連載している記事があります。その45回目の連載で「これからの日本は、宿命的にこの二つの超大国のはざまで上手に生き抜いていかねばならないのである」とおっしゃっている。二つの超大国とは、もちろん、米と中です。

立花さんのいっていることの真偽は別として、この二つの超大国は良く似ていると思います。とにかく、貧富の差が大きいのです。両国では、教育とはエリートのためにあります。子供の8割、9割は授業を理解できなくてもいいから、数パーセントの学生が理解してエリートになればいいというのが基本ではないかと思います。日本が標準偏差を小さくするという教育方針であるのに比べて、米と中はエリートの平均点数をあげることが大事なのだ、標準偏差がどれだけ大きくなろうと構わないと、いうのが基本だと思います。

立花隆さんは上海からの報告です。上海や北京のような大都市であれば中国の力を感じることができるでしょう。でも、涼山州のような辺境の地に行くと、都会では考えられないような荒廃地が広がり、日に日に狭くなる耕作可能な土地に農民がしがみつくようにせっせと耕している光景に出会うでしょう。この中国における都市と農村の較差は、日本の較差に比べると大きすぎます。

こんな風な方針の大国に挟まれているのですが、自分たちの国の方針を日本に押し付けるのだけは止めていただければと思います。もちろん、米や中の繁栄はいつまでも続くことはないでしょう。いずれ、繁栄する土地は次の地域に移っていくのだと思います。次は、インドやパキスタンなのかも知れません。そうなっても、日本は標準偏差を小さくする国であって欲しい。つまり、ほとんどの国民が同じような能力と同じような生活をする国であって欲しいと思います。