家づくり、行ったり来たり

ヘンなコダワリを持った家づくりの記録。詳しくは「はじめに」を参照のほど。ログハウスのことやレザークラフトのことも。

「秋の窓」という資産

2009年09月23日 | 山小屋・ログハウス
 
山小屋のひとつの窓から、紅葉し始めたモミジが見える。秋の到来がよくわかる。
季節の見える窓って、名画を飾っているのに劣らない価値があると思う。
これもバランスシートに現れない(有形なのに無形な)価値のある資産だ(関連エントリ→LINK)。

山小屋には他にも、「おいしい空気」「せせらぎの音」「鳥のさえずり」「虫の声」などなど、心豊かになる資産がたくさんある。
こういうものの存在が意識できると自分の中の「幸福力」が発動し、金持ちでもないのに資産家になっているような気分になれるのである。

資産形成において換金性はもちろん重要だが、何でもお金に絡めてばかり考えていると、お金にならないプライスレスな資産の価値を意識できなくなる。
プライスレスな資産は、金融危機にもびくともしなかったり、年月を経ても価値は衰えなかったりする。
先行きが見えない時代こそもっとうまく活用されていい資産なのだ。
まあ、ほかの人はどうあれ、少なくとも私のようなおめでたい貧乏性には適した資産形成である(笑)。