家づくり、行ったり来たり

ヘンなコダワリを持った家づくりの記録。詳しくは「はじめに」を参照のほど。ログハウスのことやレザークラフトのことも。

我が家の地震被害状況

2009年08月11日 | 我が家のスペシャルな事情
気象庁によると、今回の地震による我が家の地域の震度は5強ということだが、震度6弱の地域はそう遠くはなく、たいした差は無かったのではないだろうか。
どっちにしろ自分が今まで生きてきた中で経験した地震の揺れの最大だったことは間違いない。

この地震による我が家の被害状況。
住宅そのものは特に損傷は見あたらない。
被害があったのは棚の上に置いていたものである。
・階段の飾り棚の置物のうち、ガラスの花瓶が落ちて一つ粉々になった。その他いくつかの置物が落下したり、倒れたりしたがそちらはほぼ損傷なし
あらわしの梁に乗せてあったバリ島みやげの猫の置物(木製)が落ち、足が割れた
・古屋の仏壇の中の位牌が一つ、置物が2つ倒れたが損傷はなし
・古屋の飾り棚の置物も2つほど倒れたが床には落ちず損傷なし
・妻の衣装ダンスの扉が開き、アクセサリーボックスが落ちる

以上である。

割れた花瓶は、最近でこそ花を生けていないが、もう50年ほど使ってきたものだ。骨董の域に足を踏み入れていたというようなしろもの。
母に聞いたら、父との結婚記念に知人からもらったものという。
同じ飾り棚に、私と妻の結婚記念にいとこからもらったベネチア製の花瓶があった。これはなんと棚から落下したうえに階段を6段分も転げ落ちて、一階の床に転がっていたが奇跡的に無事だった。
モノにも若さの差があるということだろうか。

問題なのは我が子達、大人が飛び起きて家のなかを点検して回っているというのにグーグー寝てる。
地震発生から10分後くらいたって息子に「おまえ気がつかなかったのか」と聞いたら、「気がつくには気がついたけど・・・」と言って、また寝る姿勢。娘もいったん目は開けつつ布団から出ず。
こちらは発生とほぼ同時に飛び起きて、子供達の無事を確認している最中に、くだんの花瓶が落ちる音を聞いたというくらい反応が速かったのに。
鈍感なのか、馬鹿なのか、大物なのか・・・
危険察知能力と状況判断力を鍛えなければならなさそう。

最大の被害といえば、通勤時間。
新幹線は始発から動かないだろうという予想は的中。職場の上司と部下に遅れると電話連絡し、いつもよりゆっくりめに家を出た。
駅に着いた時、いつも乗る列車が出発する時間をとっくに過ぎていたが、その列車すら入線しておらず。
ホームで待ったのは40分ほどだったが、定時より2時間以上遅れて出発し、徐行運転で、東京に着いたのはほぼ3時間遅れだった。
こういう時、キップならば払い戻しがあるのだが、定期券の場合はなし。ちょっと損した気になる。これは「被害」なのか?

ちなみに、新幹線ホームで待っている時、新幹線通勤7つ道具の「折りたたみイス」が活躍した。最近は鞄に入れてなかったが、こういうときこそ、と思って入れて、しっかり役立った。
時間があったので、携帯で初めてエントリをアップする、なんてこともやってみた。
転んだら転んだなりに時間を使おうとする貧乏性の本領発揮である。