原発も厄介だが・・・

今回の震災で福島第一原発の事故が大問題になっている。これは目に見える問題・・・放射能は目に見えず厄介だが・・・。
さて、福島には結構製薬工場があるようで、工場が停止していて薬不足が発生していると言うニュースも聞こえてくる。製薬工場には新薬開発の研究所が併設されていることがあり、中には生物（菌類）系や遺伝子操作にて新薬の開発・研究が進められていることがある。開発段階では薬効を狙って進めるが、中には失敗作や副作用が不明なモノが出来てしまう可能性があることから、これらは厳重に管理されて外部へ漏れないように、研究施設は設計されている。そうは言っても、今回のような津波は建物設計での想定の範囲外だろうから、あの津波に飲み込まれたバイオ系の研究施設があった場合、ヤバイ菌やら出来損ないの菌などが外部に漏れ出す可能性がある。

そう、バイオハザードの可能性である。

もし、これが発生するとこいつも結構厄介な問題である。また、厄介なのは震災直後とか比較的判りやすいときに発生すれば因果関係が判るのだが、タイムラグがあると「なぜその病気が広まったのか」の推定が難しくなることである。